あと1日！【インターネット配信番組企画】佐賀バルーンフェスタにまつわるエピソードのご紹介！

「母と毎年行きたいね行きたいね、と話してました。

 

彼氏がいつのまにか夫となり、コロナ禍でバルーンフェスタも開催されず、ずっと行けないのかなと思ってました。

 

去年開催され、思い切って母と夫と三人で広島から車で行くことにしました！

 

朝早くちょっとしんどかったですが、眼の前にたくさんのバルーンが飛び立つ光景を見て感激でした。

 

母と夫と三人の初めての旅行が佐賀バルーンフェスタで良かったと思います。今年はYouTubeで楽しませてもらってます！」

バルーンネーム「おにぎりマン」さん

「子供の頃、父親が自営業でなかなか遊びに連れて行ってもらうことが出来ませんでした。

バルーンフェスタの時期が来ると周りの友達の話題は「昨日バルーンフェスタに行ってきた」という話題が多くてなかなか話に加わる事ができず、バルーンフェスタの時期が来るのが正直嫌いでした。

 

でもある日突然父親から「バルーン観に行くか?」と言われ父親と2人で自転車をこいで嘉瀬川河川敷に向かいました。

 

私は姉弟（きょうだい)が多く父親と2人自転車でお出かけ出来るのが本当に嬉しくってその時間だけ父親を独り占め出来たように感じました。

自転車で前を走る父親の背中を見て大きく感じました。

父親と2人で河川敷に体育座りして眺めたバルーンが今でも忘れる事ができません。
それ以来バルーンが大大大スキになり、将来はバルーンのパイロットになりたい!バルーンに関わる事がしたいというのが私の「夢」になりました。

高校生になり就職試験の為に電車で北九州に行くことになった時に父親が北九州の親戚に会いに行く時期と重なり2人で鈍行列車で北九州に向かうことになりました。

反抗期全盛期で片道2時間隣に座っている父親との会話はほぼありません。

そして就職が内定した時にはもう父親はこの世にいませんでした。何も会話をしなかった事を今はとても後悔しています。

37歳になった今年、縁あって初日から3日目までですがバルーンチームのクルーとしてお手伝いをさせて頂く事が出来ました。
多分父親も天国で「よかったな」と言ってくれてると思います。
バルーンフェスタの運営•パイロット•クルー•ボランティアの方々のおかげで毎年バルーンを観ることができます。本当にありがとうございます。
今年もまた子供の頃の私のようにバルーンが大好きになった子供たちがたくさんいらっしゃると思います。