ネクストゴールへかけた私たちの思い

ファーストゴールが達成してから１０日ほどが経ちました。改めまして、本当に本当にありがとうございます！その後もご支援の輪が広がり、少しずつ皆さまの思いの詰まった鶏舎づくりに近づいています。

 

当初はスタートラインに立つことから始めよう！とプロジェクトを始めましたが、ご支援をいただいている今、さらにその先をお話しなければいけないと考えました。

 

本文中にも少し書かせていただきましたが、生産量を増やし、段階を経て加工品開発や直売店舗づくりを考えています。長いこと生産量を増やすことが出来ず、利益の少ない状態が続きました。

自立したい！

そして、稚内で２人の子どもを授かってからは、安定した生活に向けて一層の努力をしなければいけないと思い続けていました。

 

生産量を増やすことのできる可能性がでてきた今、これからの５年についてお話いたします。

 

◎Ｈ２９年度【土台づくり】

①鶏舎建設　②商標登録　③ホームページ構築

・生産量を増やし来年度につなげます。当ファームはヒヨコを導入し約６か月育ててから採卵がはじまります。

 

・『宗谷のしおかぜたまご』は利尻昆布と宗谷近海の鮭を食べた鶏の卵です。地域特性と商品価値を守るために商標登録を年内に行いたいと考えています。

 

・できれば来春から通信販売できるようにホームページをつくる予定です。こちらにはご支援いただいた皆さまのお名前を掲載させていただきたいと考えております（未掲載のご希望も伺います）。

また、どんな環境で、どのような生産方法か、きちんとご説明することができます。

 

 

◎Ｈ３０、３１年度【新商品開発】

④加工品開発と販売

生産の安定が見えたところで、新しい加工品を考えています。現在、ノンホモ低温殺菌牛乳を扱う『稚内牛乳』さんの牛乳を使わせていただき、甘味にてんさいオリゴ糖を加えた『みんなのプリン』、卵の黄身と白身を使い分けてオリジナル焼き菓子を催事販売しています。工房はないので、市内菓子舗『ヒルンド・ルスティカ』さんに製造委託しています（※３０，０００円のリターンに使わせていただきます。店舗については後日ご案内を）。定評のあるヒルンド・ルスティカさんに委託しているため、こちらではとても好評をいただいています！

 

なぜ、新商品開発が必要か。

ここ数年、手土産にしたい、遠くの友人に送りたいなど、お声をいただくようになりました。でも、上記のものでは手土産用のパッケージがないためなかなかご希望に応えることができずにいました（卵については昨年パッケージをご用意）。現在の加工品の体裁を整えること、そして出来れば日持ちのする加工品が必要だと思うのです。

 

宗谷から全国へ。

遠くの方へ気持ちを贈る、または宗谷のものを食べてみたいという方のために、賞味期限をあまり気にせず贈りやすいものをつくってはどうか、と考えるようになりました。

 

これは、関係機関のアドバイスもいただきながら、加工施設をお借りして頑張ってみたいと考えており、ここから卵へ、そしてエサにしている利尻昆布や宗谷の鮭、育む豊かな環境へと思いを巡らせていただければ幸いです。

 

ご支援いただいた皆さまにはぜひご試食の機会をつくりたいと思います。

 

 

◎Ｈ３３年以降【宗谷で食べてもらいたい！】

⑤直売店舗準備とopenへ

 

キッシュがつくれたら良いなと考えています。キッシュはフランスのアルザス＝ロレーヌ地方の郷土料理。パイ生地に卵やクリームを合わせた中に、野菜やお肉などを詰め込みチーズをたっぷりのせてオーブンで焼き上げるお料理。

稚内を中心とする宗谷地方には豊かな食資源があります。

宗谷の美味しいものをぎゅっと詰め込んで、直売店舗もしくは移動販売車で観光シーズン中は売り歩くのも楽しいかもしれません。

このとき、同じく宗谷のうまいもんお惣菜があるのもおもしろいです。

 

日持ちするものではない！と思われるかもしれません。

実は冷凍で送ることができます。

そして卵の可能性を広げ、同時に宗谷に訪れる皆さまに宗谷のうまいもんを食べてほしい、と心から願っています。

 

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長くなりました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます！

 

このプロジェクトの目標は、

 

イキイキと暮らす様子を未来の大人（今の子ども）に見せること、

 

です。

 

だからこれからも走っていこうと思います。

引き続き、皆さまの暖かいご支援ご協力よろしくお願い申し上げます。

 

カヤニファーム

代表　伊藤香織