6/22(日) 保存 帰還祈願チャリティイベント「引退電車と都市の記憶を未来へ」＠三軒茶屋 緊急開催

皆様からのご支援に支えられ、3701号車（8811号）の保存プロジェクトは、日々着実に実現へと近づいています。
しかし同時に、残り45日というタイムリミットも刻一刻と迫っています。

私たちは今、このプロジェクト・首都圏への帰還保存を必ず実現させる、という強い決意のもと、6月22日（日）三軒茶屋のキャロットタワー(東京都世田谷区)で、チャリティイベントを緊急開催します。

京王3000系保存・帰還祈願チャリティイベント

引退電車と都市の記憶を未来へ
〜首都圏電車区の挑戦〜

1962年から2011年まで、井の頭線を走り続けた初代レインボーカラーの電車「京王3000系」。
そのトップナンバー（第1号車) である3701号車は、一足早く1996年に北陸鉄道へ譲渡され、金沢の地で8811号として「第二の人生」を歩んできました。

そして今年──63年間の長い役目を終えた今、8811号を含む8801編成に、廃車・解体の時が迫っています。

しかし、まだ間に合います。

現在進行中のクラウドファンディングが成功すれば、この車両は再び首都圏へ帰ってきます。
沿線の皆様と共に、「まち・都市の記憶を運ぶ電車」として未来に残すことができます。

今週末、地元・世田谷でイベントを緊急開催します！

これまで、小田急線・銀座線といった東京の懐かしの電車を皆様と共に救出・保存してきた私たちが、今「引退電車の可能性を未来へつなぐイベント」を世田谷・三軒茶屋で開催します。

「首都圏にゆかりのある引退車両を、皆様と共に未来に残していく」——
これは私たち首都圏電車区の活動理念です。

当日は、これまで私たちが皆様と共に取り組んできた保存プロジェクト、
キハ10形、小田急2200形、銀座線2000形 といった各車両の保存活動の進捗をご報告します。

そして——なぜ、私たちは京王3000系 3701号車(北陸鉄道浅野川線8000系 8811号)を保存することに挑戦するのか。

このプロジェクトが首都圏電車区の活動全体にどんなインパクトをもたらすのか。
そして、すでに保存してきた車両たちとどのような相乗効果が生まれるのか。

今回のイベントでは、私たちがこの前代未聞の困難な挑戦に取り組む理由と、そのすべてをお話しします。

日時：6月22日（日）12:00〜18:00
三軒茶屋駅直結 キャロットタワー3F
ワークショップルームB
入場無料・出入り自由

当日はぜひ、鉄道文化財・車両保存・活用の可能性について、
共鳴する皆様と共に「鉄道文化財保護の未来を構想する」対話と交流の場を持てればと考えています。

当日は、すべてトークセッション形式で進行予定です。
各団体があらかじめ用意したテーマをもとに、皆様との対話を重視した形で実施します。
ご質問や「こんなテーマを扱ってほしい」というご希望がありましたら、ぜひ事前にメール ( syutokenyard@gmail.com) などでご連絡ください。

また、会場ではチャリティ・ミニフリマも同時開催予定です。
当日の収入は、各保存会に全額寄付し、今後の保存活動に活用させていただきます。
また3701号車救出のため、鉄道グッズ・模型などのご寄付も受け付けます。
(フリマ販売品やクラファン返礼品などにさせていただき、救出・保存に役立てさせていただきます。)

京王3000系が好きな方も、3701号車(8811号)が好きな方も、
鉄道が好きな方も、まちの記憶を守りたい方も、今まで関心のなかった方も。

この日は「未来のための一日」です。
ぜひ皆様のご来場をお待ちしております！