北陸鉄道株式会社 助役兼乗務区助役の太島 陽一様より、応援メッセージをいただきました。

おかげさまで、多くの方のご支援に支えられ、ご支援総額が338万3770円、38%を突破しました。
このプロジェクトにご共感・ご支援いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。

今回の私たちのクラファンに頂いた、応援メッセージを、本日もご紹介させていただきます。

本日は、北陸鉄道株式会社 助役兼乗務区助役の太島 陽一様のメッセージです。

30年前、浅野川線待望の新車としてデビューした8000系車両。
その影にはたくさんの方々の熱意と、並々ならぬご苦労があったことと思います。

第二の故郷である浅野川線を走り続け、気付けば約30年。

「運転士の手足のごとく動いてくれる車両 」

太島様からいただいたこの言葉には、たとえ機械であっても、

鉄道の安全運行を共に支えた「相棒」として共に走った重みを感じます。

いま、私たちは様々な分野で、機械化・デジタル化が叫ばれる時代を生きています。
どのように機械や技術に向き合うのかといった問いに向き合う必要も生じています。

だからこそ、人と機械である電車が、心を通わせるように共に走り続けた証、一体となって走り抜けた記憶は、次の時代に語り継いでいきたい大切な文化ではないでしょうか。

そんな8811号(3701号車)の存在は、後世の人々に、未来の子供たちに、次の時代を歩むヒントを残してくれるのではないかと思うのです。

ご縁、運、偶然——数多の奇跡が重なり、この車両は62年5か月という長い歳月を走り抜けてきました。
そしてそのことは、数えきれないほど多くの方々のご協力があったからこそです。

私たちにも、連日たくさんの方から応援のメッセージをいただいています。

だからこそ、多くの方に愛され、歴史を刻んできた奇跡の車両である、8811号(3701号車)の物語をここで終わらせるわけにはいきません。

皆さまのあたたかいご支援に、心より感謝申し上げます。
しかし、クラウドファンディング終了までは、ついに残り27日。
いよいよ4週間を切りました…

現在内灘検車区の片隅で、解体目前の状況である8801編成。
なんとか8811号(3701号車)を後世に守っていきたいと思っています。

あと約540万円のご支援が集まれば、後世に残すことができます。
どうか引き続きのご支援をお願いします。

太島様、お忙しい中、素敵なメッセージを本当にありがとうございました。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。