地球と社会への恩返し

 

皆様のおかげで、プロジェクトの目標額に向けて着々と進んでおります。 

残りはあと２０３万円ですが、このプロジェクトが成功すれば、全国の子どもたちへ教育をもって美しい海の大切さを伝え、海洋ごみの無い未来へ繋げることができます。だから目標達成に向けて引き続き走り続けます。

 

 

生きる目的や目指すものは、それまで得た経験からでしか作り出すことができません。

僕の場合は、20歳の時にワーキングホリデービザでオーストラリアへ渡り、オートバイで一周した旅。バイオディーゼルで日本を一周した旅。ヨットで北太平洋を横断した旅。この大きく分けた３つの旅が今の自分を作り出したと考えています。この３つの旅に共通していたことは、地球上の美しい姿を知り、環境問題を学んだことです。

 

 

オーストラリアはどこにレンズを向けても絵になるような風景が永遠と続いていましたが、それと同時に環境問題への意識を高く持つ人々や景観にたくさん出会うことができました。

この時撮影した作品は、帰国後に「愛・地球博」の国連館にて展示する機会を得たことも、その後の環境意識を高める大きな出来事になりました。

 

 

大学を卒業後、今度は日本を一周することになり、二酸化炭素を撒き散らすワケにはいかないからと、この時は食廃油を再利用した燃料車、バイオディーゼル車で旅に出ることにしました。この旅ではさらに今へと繋がるたくさんの方々に出会うことができ、さらにアニミズム性という日本人の精神に多く触れることが出来たのは、新たな視点で環境教育を考えるキッカケにもなりました。

※バイオディーゼルでも二酸化炭素は出ますが、元々植物が吸収したものを再放出するカーボンニュートラルという概念で環境に優しいとされています。

 

 

このバイオディーゼルの旅を終えた半年後にヨットで世界一周をする仲間に出会うことができ、日本からロシア、アラスカ、カナダと北太平洋を横断する機会を得ることが出来ました。

様々な国で美しい風景を目の当たりにしたと同時に、地球温暖化や海洋ごみ問題にも直接触れることができ、海をフィールドに環境教育を考えるスタート地点でもありました。

 

このようにたくさんの出会いと経験を得たことにより今の自分へと成長し、それまでの感謝をすると同時に地球への恩返し、さらに社会への還元へと自分に何ができるのかと考えた時、湧き上がってきたのがこの海洋ごみの環境学習を全国へ広げることでした。

 

環境教育を通じて美しい地球を知り、学び、新たな社会を描いていく。

 

そんな時代がこれからも続くことを願い、これからも行動を続けていきます。

 

 

 

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