障がいクリエイターの作品を拡げる!働き方と未来を創造できる社会へ

支援総額

3,617,000

目標金額 3,000,000円

支援者
232人
募集終了日
2024年5月31日

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2024年04月05日 12:00

★コラム④★キセキ 母

 

息子には、1つ違いの姉がいます。

小さい時から何をするにも一緒のふたりは、年に数回の入院をする時もなぜか一緒。双子のように仲良く育ちました。

 

中学校卒業の時、息子が姉に宛てた手紙には「親愛なる相棒へ」と書いていました。

息子になぜ相棒と書いたのかと聞いてみると、辛くて何度もやめたいと思った事を最後までやりとげる事が出来た日に、姉が「たったひとりの大切な相棒へ」と書いた手紙をくれたのだそうです。息子はそれがとても嬉しくて、自身の卒業の時に、今度は自分が姉へ相棒へと、返事を書いたのだと言います。

これからも二人には、ずっとずっと、良きライバル、そして良き相棒であってほしいと願っています。

 

そしてそんな姉弟ふたりを、言葉少なくも見守ってくれた夫。

「父さんとの間には、厳しかった思い出がたくさん残っている」と、息子は笑いまじりに教えてくれました。

 

 

何かがうまく出来ないと泣けば「やればできる。できなかった事をできないままでいいのか。困るのは自分だぞ」と、よく言われたそうです。

仕事から帰ってくると、息子と向き合い、勉強を教える夫の姿が度々みられました。

そうやって居間で過ごすふたりの姿が、今では懐かしく思い出されます。

理解に時間がかかる息子がわかるまで、共に粘り強く頑張っていたものです。

 

 

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「あの時父さんが教えてくれたから、字や文を書いたりすることや、計算することには困っていない。とても感謝している」と、息子は言います。「父さんは厳しかったけど、学校行事や面談にはいつも来てくれたし、いろいろな所に連れて行ってくれた。たくさんの経験ができて、楽しい思い出もいっぱい残してくれた」

 

そんな思いでもありながら、11年前、我が家に猫をお迎えしました。

今はその猫が私達を癒し、励まし、見守ってくれています。

この子も大切な宝物であり、家族の一員です。

 

【コラム⑤へ続く】

リターン

3,000+システム利用料


お気持ち支援|3000円

お気持ち支援|3000円

・お礼のお手紙

申込数
69
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

5,000+システム利用料


alt

リーフレットお届けコース|5,000円

・お礼のお手紙
・リーフレット(戸嶋諄さん、キセキさん各1部)

申込数
32
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

3,000+システム利用料


お気持ち支援|3000円

お気持ち支援|3000円

・お礼のお手紙

申込数
69
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

5,000+システム利用料


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リーフレットお届けコース|5,000円

・お礼のお手紙
・リーフレット(戸嶋諄さん、キセキさん各1部)

申込数
32
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制限なし
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2024年8月
1 ~ 1/ 16


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