「自立援助ホーム」って?施設で暮らす子どもたちの絵本を作りたい!

支援総額

1,629,000

目標金額 1,000,000円

支援者
95人
募集終了日
2024年2月19日

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2025年03月31日 21:04

これまでの寄贈報告、絵本の出展、新聞記事の掲載、表彰、今後の活動について

大変ご無沙汰しております。スダチのナカミのひとみです。

クラウドファンディングの終了から1年余りの月日が経ちました。Instagramは何かある度に投稿しているのですが、こちらの活動報告を更新するのはかなり久々になってしまいました。申し訳ございません。

 

私は明日入社式を迎えます。心にゆとりを持って過ごせる日はおそらく本日が最後になるかと思い、ずっと書けないでいたReady Forでの活動報告を更新するに至りました。

Instagramと重複する内容もありますが、前回の活動報告から本日までの色々をまとめて記載していますので、お時間のある方は是非ご覧ください。

 

_____________

 

 

「自立援助ホームをテーマに絵本を制作したい」という想いは、制作に関わってくださった皆さまやクラウドファンディング等を通じて応援してくださった沢山の皆さまのおかげで、無事に実現することができました。

 

2024年5月末に絵本が完成し、同時にクラファンの支援者の方々にお届けすることが叶いました。心温まる感想をいくつもお寄せいただいたり、お会いした時にも沢山の言葉をかけていただきました。本当にありがとうございました。

 

 

(写真は全て許諾いただいたものを掲載しています)

______________

 

○これまでの寄贈報告

クラウドファンディングの終了からこれまでは、リターンにD,E,F,Hのペイフォワードコースを選択していただいた方やその数に応じて、完成した絵本を寄贈する活動を行ってきました。絵本をお送りさせていただいた場所は以下の通りです。それぞれの場所での詳細はInstagramに投稿しています。

 

  • 自立援助ホームみんなのいえ(千葉県市原市)
  • 自立援助ホームあすなろ荘(東京都清瀬市)
  • 自立援助ホームL’espoir(東京都江戸川区)
  • 豊島区中高生センター ジャンプ長崎・ジャンプ東池袋(東京都豊島区)
  • 麻生リハビリテーション大学校(福岡県福岡市)
  • じっかのごはん(福岡県飯塚市)

 

基本的に直接足を運ぶよう心がけており、寄贈先の数はまだまだ多くありません。ですが、一つの場所に複数お贈りする場合もあり、そのような場合にはお隣の児童養護施設や地域支援の施設におすそ分けいただいているそうです。また、クラウドファンディングをしていただいた方からも、ご友人に分けていただいたり、お勤め先のダイバーシティセンターや大学内に置いていただいているというご連絡をいただきました。

 

完成した絵本を少しでも多くの方に手に取ってもらえるようにと努力していますが、自分の活動できる範囲には限界があるので、お配りいただいている皆さまにはとても感謝しています。本当にありがとうございます。

 

 

(自立援助ホームL'espoirさま)

寄贈先では施設の見学をさせていただくことが多くありました。子どもたちのためにこんなにも多くの種類の施設があること、子どもたちの暮らしやこれからを熱心に考える人たちがいること、多くを見聞きして刺激を受けていました。寄贈先で新たな繋がりが生まれてまた別の寄贈先をご紹介していただくこともありました。

 

 

(豊島区中高生センター ジャンプ長崎さま)

クラウドファンディングの実施期間中、元々ジャンプさんを利用されていた方から「思い入れのある場所だから是非ここに絵本を寄付してほしい」とのメッセージをいただいていました。ジャンプの職員さんたちにお会いして絵本をお贈りし、その様子をご紹介いただいた方にご報告できた時、とても感謝されたことを今でも鮮明に覚えています。これからも地道に活動を続けようと改めて思えた瞬間でした。

(麻生リハビリテーション大学校さま)

麻生リハビリテーション大学校では、生徒さんや先生方、気になった方が誰でも手に取れるように学校内の図書室に置いていただけました。寄贈と併せて、言語聴覚学科1年生と2年生のクラスに向けて簡単な紹介をさせていただきました。分野は違えど、同じ福祉のつながりで自立援助ホームや絵本のことをお話しする機会をいただけて光栄でした。

 

 

○「なる展 vol.1」出展(千葉県柏市・自然素材yosagenaさん)

 

ZINE好き・本好きの方々が主催する「なる展」に、2月末から3月の間に絵本を展示していただきました。

沢山の方に支えられて形になった絵本を新しい場所で多くの方の手に取っていただけて、その場にいて感動しました。本好きの皆さまに装丁や中身を褒めていただけたことも大きな励みになりました。

 

 

○メディア掲載

毎日新聞の「ひと」というコーナーで記事を掲載していただきました。有料の記事にはなりますが、オンラインでもご覧いただけます。(記事リンク:mainichi.jp/articles/20240831/ddm/012/070/090000c)

 

つい先週は朝日新聞の記者さんに取材していただきました。掲載時期は未定ですが、現在記事化に向けてご尽力いただいております。

 

 

○表彰「小野梓記念賞」「稲魂賞」

先日、早稲田大学卒業式にて「小野梓記念賞特別賞」を受賞しました。

併せて、卒業式前日には大学の同窓会組織である校友会より「稲魂賞」を受賞しました。

 

(小野梓記念賞授賞式後、田中愛治早稲田大学総長と)

 

(稲魂賞授賞式後、田中愛治総長と)

 

小野梓記念賞及び稲魂賞は、早稲田大学が学生に与える褒賞制度の中でも最も権威のある賞の一つだそうです。スポーツや研究をはじめ、様々な功績を残された方々に混ざってこのような名誉ある賞をいただけたことは、身に余る光栄でした。

 

自立援助ホームで沢山の人と出会えた経験も、「知ってもらいたい」と思って始めた絵本制作も、どれも自分1人では成し得なかった活動でした。

クラウドファンディングでのご支援をはじめ、支えていただいた全ての方に改めて感謝申し上げます。

 

 

○販売について

クラファン終了後に活動を知ってくださった方から、絵本を購入したい、どうすれば入手できますかというったお声をいただくことが、ありがたいことにずっとありました。「絵本を作ったのだから、それを欲しがってくれた人が買えるようにする責任がある」といったご指摘をいただくこともありました。

 

元々、主なお渡しの経路はクラウドファンディングのリターンとその後の施設等への寄贈のみでした。本屋さんに並べることももちろん想定していましたが、あくまで希望の一つでした。

クラウドファンディングの金額が一般的な絵本の相場をかなり上回っていて、それでも応援してくださった方々が沢山いて、その中にはアルバイト代から捻出してくれた学生の方も多くいらっしゃいました。簡単なことではなかったと思います。だからこそ、一般的な相場まで下げて個人への販売を開始することは慎重に検討したいと考えていました。

 

絵本の数に限りがある中で、考えた末に個人の方への販売にも対応することを決め、「こはぜ珈琲」さまにご協力いただき現在はこはぜ珈琲早稲田店および下北沢店でお買い求めいただけるようになりました。

 

寄贈については施設等宛に限定しているので、今後は販売を通して気になってくださっている個人の方にもお届けできればと考えています。

※収益は現在の赤字分への補填と寄贈にかかる送料や交通費などに充てさせていただくので、個人の利益となることはございません。

寄贈を優先しており増刷の予定はないため、ご希望に添えないことがございます。都内まで足を運ぶことが難しい方の中でもしもご要望がございましたら、InstagramのDMもしくは専用のメール(sudachi_namaki@gmail.com)までご連絡ください。

 

 

 

○今後の活動について

今後は引き続き、絵本の寄贈が活動の中心となります。自分の生活との折り合いをつけながら、配り終えることがノルマのようにならないように、一冊一冊・一箇所一箇所を大切に、働きながらでも続けられるペースで焦らず着実に取り組んでいきたいと思っています。絵本とは別で、現在も不定期で入らせていただいている東京都の自立援助ホームでの宿直ボランティアも仕事と並行して続けていきたいと思っています。

 

 

○最近考えていたこと

自立援助ホームでの勤務を終えて、絵本の制作活動やクラウドファンディングも終えて、社会的養護や子どもたちについて考える時間は格段に減りました。大学では主に社会学と児童福祉を学んでいましたが、それも修了し、仕事が始まればさらに社会的養護との距離が開いてしまうことと思います。それを自分では「非情だ」と思ってしまう時期がありました。

 

ですが、最近記者の方とお話ししていて、関わる距離や関わり方は人それぞれであって良いのだと思うことができました。自分自身の社会的養護や自立援助ホームとの向き合い方は変わっていきますが、これまでの活動を通して得た気づきや考え方が消えることはありません。

これからも、社会の陰の部分(陰という言い方もあまりしたくないのですが)、光の当たらない部分やそこに居る人たちに目を向けられる人であり続けたいです。どんな仕事をしていても、その視点だけは忘れないように持ち続けたいです。

 

 

Ready Forの更新頻度は今後も低いままですが、 Instagramでは絵本の寄贈報告やメディアでの掲載情報などをその都度ゆっくりと投稿しています。気になってくださっている方は是非フォローして更新をお待ちください(アカウント名:@sudachi_nakami)

 

引き続きあたたかく見守っていただけますと幸いです。

 

 

人見玲奈

 

リターン

3,000+システム利用料


A|お礼のメール・オリジナルステッカー1枚

A|お礼のメール・オリジナルステッカー1枚

1. お礼のメール
2. オリジナルステッカー1枚
をお送りします。
※ステッカーは絵本のあるページと同じデザインを使用します。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

8,000+システム利用料


B|絵本『みんなのいえ』1冊・ステッカー1枚

B|絵本『みんなのいえ』1冊・ステッカー1枚

1. お礼のメール
2. オリジナルステッカー1枚
3. 絵本『みんなのいえ』1冊をお送りします。
※ステッカーは絵本のあるページと同じデザインを使用します。

申込数
36
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

3,000+システム利用料


A|お礼のメール・オリジナルステッカー1枚

A|お礼のメール・オリジナルステッカー1枚

1. お礼のメール
2. オリジナルステッカー1枚
をお送りします。
※ステッカーは絵本のあるページと同じデザインを使用します。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

8,000+システム利用料


B|絵本『みんなのいえ』1冊・ステッカー1枚

B|絵本『みんなのいえ』1冊・ステッカー1枚

1. お礼のメール
2. オリジナルステッカー1枚
3. 絵本『みんなのいえ』1冊をお送りします。
※ステッカーは絵本のあるページと同じデザインを使用します。

申込数
36
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月
1 ~ 1/ 8

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