負けても、投げ出しても、逃げ出しても、信じ抜かなくてもいい

・・・でもなんか『悩むこと』が一番大事。

それが一番大事な気がしています。

 

中村です。

 

きむ兄のクラファン が公開になってから６日が経ちました。

公開直前までは

「公開したら、私の役割は終わり！
あとはきむ兄、自分でせいぜいがんばれ！」

なんて思っていたのですが実際公開になると、

公開前よりも支援額や周りの反応が気になるもので・・・。

 

しかもこれまで全然打っても響かなかったきむ兄に変化が見られ始めたりして（本当に微々たるものなのだけど）・・・。

 

基本は公開前も公開後も変わらず「もっとできることあるじゃん！」と思いながらきむ兄に接しているわけですが、自らの他人（きむ兄）への厳しさを省みることもあったりします。

 

 

そもそも、私も「ゲストハウスやってみたい」「投げ銭できたらおもしろそう」と周りに言いながらなかなか起業まで踏み切るのに時間がかかっていたことを思い出しました。

 

周りの人は

「やろう！手伝うよ！」

「〇〇のことなら協力できるよ！」

「△△さん紹介するよ！」

とたくさん声をかけてくれていたのですが、

 

私は

「事業計画書書けない」

「何から始めたらいいのかわからない」

「日々忙しくて・・・ごにょごにょ・・・」

「お金借りるのリスク高くて・・・ぐずぐず・・・」

「佐伯でゲストハウスって需要あるのかな」

と何かと逃げ道を探して１年くらいやり過ごしました。

 

実際に動き出すと

事業計画書なんて夢みたいな理想を書いていけば完成しちゃうし

すべきことなんてあっちからどんどんやってくるし

日々の忙しさなんて不要なもので埋め尽くされていたことに気づくし

リスクとか言っているうちは借金どころか何もできないし
（お金借りるの驚くほど簡単だった）

前例ないところに新しいもの作ろうとしているんだから需要があるかなんて作ってみなきゃわからないし。

 

全体的にやってみないとわからないことだらけだし、

やってみても全然わからないけど「なんかできた」みたいなことだらけです。

 

「私の場合はできた」ってだけかもしれません。

何がどう作用して、周りの人がどんな風に支えてくれたのがよかったのか、私のどの頑張りが効いたのか頑張っている最中はもちろん、今でもまだわからないのです。

が、ゲストハウスはできたし、それなりに人が必要としてくれる場所ができて、女一人が佐伯で生きていくくらいの何かは日々生まれています。

 

きっと悩んで悩んで（動いていないように見える期間）悩んだ後に動くと、周りの人はそれを見て『動き出したな！』と感じて自然と支えてくれるのだと思います。

この『悩んで悩んで・・・』の後に動き出した人の引力みたいなものはすごくいいものなんじゃないかと思います。

いきなり『頑張ります！』と動き出した人のそれよりもずっと、優しく、力の強い支えが生まれるのじゃないかと思います。

 

『悩んで悩んで・・・』ってしている間に

プレッシャーに負けて手放すこともできるし

嫌になって投げ出すこともできるし

現実逃避することもできるし

できないかも、と「やらない」方を正当化することもできるけど

『悩んで悩んで』悩んだ末にやってみる！！というのが大事だと思います。

 

 

だから「おーい！頑張ってるのかよぅ！」と、つい言いたくなるきむ兄の現在の姿も『悩んで悩んで・・・』って期間なのだと捉えて私ももう少し優しく接するようにしたいと思います。（思ってはいます。思ってはいるけど実際に会うともどかしくて、つい強く言ってしまうのです）

 

 

 

きむ兄、最近、前より確実に前向きに（たまに方向間違えてるけど）進もうとしています。

まだまだ、私が「応援したい！」とは思えないので（相変わらず他人に厳しめ）クラファンの支援はしていませんが、着実に気持ちが前に進んでいるのを感じています。

 

応援してるよ！