IVY海外事務所シーランからメッセージが届きました②

プロジェクトがスタートしてあっという間に2週間が過ぎました。これまでに58名の方から945,000円のご寄付をいただき、目標の31％まで達しています。本当にありがとうございます。しかし、目標の300万円にはあと205.5万円が必要です。

まずは今月中にゴールの50％、150万円を目指します。残り555,000円に向けて、ぜひご支援やシェアをお願いいたします！

さて今日は、IVYイラク事務所でシリア事業を担当しているシーランからの皆さんへのメッセージを、お届けします。彼女は長年IVYイラク事務所を支えてくれているスタッフの1人であり、今回の給食プロジェクトも、必ず成功させようと現地で日々がんばっています。

＜シーランからのメッセージ＞

「お腹を空かせた子どもたちには何も教えることができません。」

　もし子どもたちが教育を受けたいと思うのであれば、教育を受ける子どもたちはみんな食事を摂ることができるようになるべきです。そうでなければ、せっかく教育の機会があったとしても、内容が頭に入ってきません。

　シリアは食料や水など基本的ニーズを満たすことができていません。シリアの子どもたちはそんな過酷な生活環境の中で学校に通わざるを得ません。学びたいと願っている子どもたちが、勉強に集中できるよう給食が必要なのです。

　シリアでは、支援を必要としている人が大勢おり、やらなくてはならないことがたくさんありますが、何もかもを支援することはできません。

　でも、小さなことは私たちにでもできます。そしてその小さなことが大きな大きな変化を生み出すと信じています。

　これまで日本の皆様は私たちイラクのために様々な支援をくださいました。私たちは同じ支援をシリアでもやりたいと思います。どうか今回もお力添えをお願いいたします。

Sheelan Jibrael