【丹波山村紹介①】今も引き継がれる狩猟文化

こんばんは！タバラーメンプロジェクトメンバーの湯澤です！

今日は丹波山村の狩猟文化について、私が知っている限りにはなりますが、お伝えします。

丹波山村は97%が森林(｢わがマチ・わがムラ　山梨県丹波山村(2015年調べ)」農林水産省HPより引用)であり、昔から山の恵みである鹿・猪などを狩っていました。実際に、農工大狩り部がお世話になっている方も、3世代に渡って「鉄砲ぶち」(丹波山村の方言で銃猟師のこと)です。

そんな狩猟の村・たばやまには、独特な狩猟文化があります。例えば、鉄砲ぶちたちは、獲物が獲れると、心臓に切れ込みを入れ、お神酒とともに神棚に捧げます。これは、切れ込みを入れた心臓を狼の顔に見立て、狩猟の神である狼に感謝するという意味合いがあるそうです。

また、鉄砲ぶちが振舞ってくれる料理の中に「骨しゃぶり」というものがあります。これは、肉を取った後の骨をトロ火で煮込んだ料理で、骨に残っている肉や腱、脊髄まで、余すことなく頂けます。「骨しゃぶり」は、山の恵みを余すことなく頂くという鉄砲ぶちのこだわりを象徴していると思います。

以上、丹波山村の狩猟文化をお伝えしました。タバラーメンの「鹿の骨を無駄なく使う」という精神は、鉄砲ぶちたちの思いを引き継いでいることが伝われば嬉しいです。

タバラーメンプロジェクト