【応援メッセージ⑥】坪内俊憲さん

今回は世界中の野生動物保全業界でご活躍されている坪内俊憲さんからいただいた応援メッセージをご紹介いたします！

坪内さん、ありがとうございます！

 

 

 

～ご略歴～
大学院卒業後獣医師としてザンビアに赴任。

帰国後、製薬会社で不老不死の研究に従事し、WHO栄養と成人病の国際疫学調査に栄養学専門家として加わる。

その後、「内なる野生」に目覚めフィリピン、サウジアラビア、キューバ、モンゴルなど数十ヵ国で野生動物保全調査業務に従事する。

2003年ボルネオ島マレーシアに赴任し、熱帯雨林の生物多様性保全プロジェクトに従事した後、2007年帰国、星槎大学の実務型教員として体験を伝えながら、学生をマレーシア、モンゴルの野生動物保全に連れ出して、現場で学んでもらっている。

 

～応援メッセージ～

数年前、ボルネオ、モンゴルスタディツアー修了生から熱い学生がいるのであってくれと言われて赤石旺之くんを紹介されました。

私が携わってきた保全現場、関係する社会問題の話をしました。旺之君のお喋りは熱くはなかったものの、雰囲気で伝わってくる物事に真剣に取り組む熱さを感じ、何かやってくれそう、何か起こしてくれそうと思いました。

昨年２月、コロナ禍の中ボルネオ島スタディツアーで一緒に保全現場を体験してもらいました。

「兄貴」と慕われ参加者を惹きつける人柄、朴訥と話す中に見られる行動力。

今年、タバラーメンプロジェクト現場からオンラインボルネオスタディツアーリーダーを務め、参加者をリードしてくれました。

有害鳥獣として廃棄される命を真剣に見つめ、廃棄される命と地域の人々、社会がともに生きていける方法を模索し、行き着いたタバラーメンプロジェクト。

問題の現場に飛び込み、地元の人とともに考え、仲間を巻き込んで、行動を起こすという旺之君ならではの取り組み。

さすが！です。

 

まだまだ試行錯誤が続いていくと思いますが、慕われる人柄と行動力のなせる技でしょう。

これからも日本全国にあるイノシシ、エゾシカ、トド、タイワンリス、ヌートリアなどなど野生動物の問題について、仲間を集めて果敢にチャレンジして行くことを期待できると感じます。

廃棄される野生動物の命を手段にした社会変革リーダーとして、仲間を集め、問題の現場に飛び込み、解決行動を起こすために日本全国を飛び回る将来の姿が目に浮かびます。

 

私の人生の目標であった野生動物とともに生きる社会を作ることを託せるリーダー赤石旺之君と彼の仲間のタバラーメンプロジェクト、そして、これからの活動、私はこれから応援していきます。

野生動物に興味のある人だけでなく、たくさんの人が応援してもらえるよう私からもお願いいたします。