簾作り体験、現在のご報告について

2月27，28，29日の3日間、予定通りご協力型のリターンの簾作り体験を実施しました。

ボロボロになった、簾を取り換えるために５名の皆様のご協力いただきました。

私も母も未経験。このリターンがなければ、生涯、簾を父がどのように編んでいたかも知らずに終わってたこと間違いないというくらい、全く何もわからない私に変わって、母が父に聞きながら、大変な準備を全てお任せしてしまいました。そして、この３日間、地道な気の遠い作業でしたがご協力いただいた皆様のおかげで3日間で二つの簾を編むことができました。

 

午前午後2日間ご協力いただいた後藤さん、とても器用で全体を見ながら、編み方のコツを導きだしていただきました。松村さん、後藤さん、「今後簾を編むときも声をかけてください。」とおっしゃって、くださいました。(;_;)

最終日、仙台からわざわざいてくださった、高橋さん早くてきれいで予定より1時間早く余裕を持って2枚目を編み終わることができました。

写真はありませんが、浅野さん、佐藤さんお忙しい中、本当にありがとうございました。

江戸時代、商人が武士を見下ろすことがないように、2階のある商家は必ずつけなくてはいけなかった簾。編み終えて、簾がつくまで半年～1年半かかりそうですが歴史を伝えて行く為、ご支援いただいた皆様の想いをつなげていきたいと思います。

12月のクリスマスケーキ教室とこれまで、２つのリターンが終了しました。

これから、少しずつリターンの準備をしていきます。

予定の3月を過ぎてしまうこともあるかもしれませんが、ご支援いただいた皆様に順にお届けしていきます。

修復も残り半分のところまで来ました。修復不可能と言われていた北の縁側も、廊下の雨戸も古いままを活かしていただくことができました。どこを修復したのかわからないくらい元の形のまま修復していただきました。

そして、庭や竹の貯蔵蔵もきれいにしていくことになりました。ここからは、自己資金も加え、古さを活かした素敵な空間になるように修復していきます。

リターンの品、メッセージ、修復後の情報もうしばらくお待ちください。

カフェは、5月1日～プレオープン、5月後半オープンを目指して行きます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。