プロジェクト紹介②「しるす事」

こんにちは！しるす事ディレクターの同志社大学政策学部2回生の加藤里歩です。 

 

 

私たちは昨年の活動で竹田の方々にたくさんのお話を伺いました。その中で様々な年代の方の思い出話や、たくさんの経験の中から得た考えなどを教えてもらうこともできました。まだあまり長く生きていない自分が経験したことのない話や人それぞれのいろいろな考え方に出会うのはとても楽しいことなのだなと気づきました。それだけではなく、自分は持っていなかった視点を知ることで新しい世界を覗くこともできました。この素敵な経験や知恵を後世に残していきたいと思い、今年は竹田を訪れた観光客にも竹田の方の経験談や知恵を伝えていきたいと考えています。 

 

 

そこでより多くの方に楽しく経験談や知恵を知ってもらうために、「たけだの生き字引うらない」というおみくじ型のうらないを作成しました。このうらないは地域の方とお話するなかで聞いた教訓や考えが書かれており、引いた人の心のもやもやが晴れるようなものになればいいなと思っています。また、地域の方から聞いたお話や地域情報誌「じょんころ」から得た竹田のこぼれ話も盛り込むことで、より竹田に興味を持ってもらえるきっかけが作れるのではと考えています。 

 

 

うらないを作る上で紙を折ったり、字を書いたりすることに関しては、デイサービス老人ホームの笑楽日の利用者の方や竹田の方にも協力をしていただきながら完成に向けて作業を進めています。 

 

できあがったおいくじは“たけだや”と“たけくらべ広場”に設置させていただきます。また、今後はより多くの人に竹田を知ってもらうべく、竹田内だけでなく坂井市内の観光名所などにも設置を予定しています。 

 

 

また、たくさんの方に知ってもらうだけでなく後世の人にも伝えていきたいと考え、竹田の歴史も含めて書いた「竹田大年表」としてうかがったお話まとめようと考えています。 

 

この年表は、竹田に残る資料をもとにした竹田の歴史年表とともに竹田に住む方個人のエピソードも盛り込んだ年表です。年表の完成後は展示を予定しています。 

 

たくさんの方々に協力していただきながらプロジェクトの成功に向けて頑張ります！