文通が始まります

母校の都内私立京華女子校のフランス語のクラスの生徒から寺子屋の生徒あてに届けて欲しいと手紙が届きました。

日本の学生は、今どきほとんどがメールでしょう。
しかし、手紙でないと言いたいことが伝わらない世界もあるのです。
テロが起こり罪の無い人々が命を落としている世界もあるのです。

いまは亡き作家の須賀敦子が「人は、今の時代を生きる、ということが大切だ」という言葉を残しました。

やがて、この手紙の返事が来るでしょう。
やっと字が書けるようになった子供達が書いた手紙です。

生きていると辛いこともあり、怒りに震えることもあるでしょう。
しかし、大切なものを抱きしめながら一歩ずつ前に歩んで欲しいと思います。

（7月2日付の福田のブログより）