年始のご挨拶ー楽しかったはずのお正月ですが…

新年明けましておめでとうございます。

我が家は４年ぶりに障がい者の兄が帰省できました。

楽しかったはずのお正月ですが…

 

多くの人にとってはとてもおめでたい新年の幕開け。

でも今年は元旦から震度７の巨大地震。

そして翌２日は新千歳空港発、羽田行きの日本航空機が炎上。

辰年の今年、新年早々お正月気分には浸れない模様。

 

北海道は１２月３１日の夜から家族や親戚と共におせち料理を囲んで宴会が始まります。

北海道以外の地域では、元旦におせち料理を開くと聞きました。

元旦の午前中にお参りに行き、家族皆の健康を祈り、

帰宅してからおせち料理を並べたり、普段使わないようなちょっといい食器を出したりして。

 

そんな時に自分の家が崩壊するなんて、本当は神も仏もいなかったんだ。

自分の身に起きたらきっとそう思うはずです。

 

一寸先は闇。出口の見えない真っ暗な闇に引き摺り込まれたとしても、

残された者は生き続けなければなりません。

人生ってままならないことだらけです。

 

今回の震災で、大切な家族や親戚や友人を失った人たちへ、

上を向いて歩こうよ。涙がこぼれないように♫

と歌いたいところですが、そうなるには長い年月がかかります。

 

でもいつの日か、そんな日が来ることを心よりお祈り申し上げます。

 

私たちも今年から、しっかりと地に足つけて、限りある時間を大切に歩いていこうと、

改めて決意を固めた年始でした。

 

十勝はマイナス二桁の日々。

皆さまお身体には呉々も気を付けて、

助け合って、励まし合って、

この変化の激しい激動の時代、

一緒に乗り越えていきましょう。

 

 

一般社団法人Arts and Creative Mind

杉本志乃＆萩中華世