本学リハビリテーション科「圧力波治療」研究へのご支援のお願い

目標額達成以降も、引き続きご寄付をいただきまして深く感謝申し上げます。皆様方のご期待に添えるよう、引き続き精進して参ります。

さて今回は私たちと同じ東京医科歯科大学 リハビリテーション科 酒井朋子 先生によるクラウドファンディング「不自由さに苦しむ重症心身障がい児者のために「圧力波治療」の研究を」のご紹介です。

筋肉の緊張による「痙縮（けいしゅく）」という問題は、ご紹介されている重症心身障がい児にとどまらず、脳卒中、頭部外傷、脊髄損傷、脳性麻痺、多発性硬化症などあらゆる疾患でみられる症状で、身の回りのことを行う上で大きな制約となり、生活の質に多大な影響を与えます。つまりこの症状に困っている患者さんは大勢いらっしゃり、内科医である私達も頻繁に遭遇します。

酒井先生もコメントされている通り、その一方で誰しもが受けられるような効果的な治療法は未だ乏しいというのが現状かと思います。「圧力波治療」の有効性が示されれば、最終的に国の支援につながり、より多くの患者さんにこの治療を受けていただくことができるようになる可能性もあるかと思います。

私たちの腎臓病遺伝子検査に関するクラウドファンディングでも同様に、まずは説得力のあるデータを積み重ねていかないと、公的支援につながりにくいという課題があります。このステップは一見地味なようで、とても大切なものです。

皆様の温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします！

クラウドファンディング
不自由さに苦しむ重症心身障がい児者のために「圧力波治療」の研究を
東京医科歯科大学リハビリテーション科　酒井朋子先生