栗生はるかさんから応援メッセージをいただきました！

東京の人々の日常は忙しい。

時間に追われ、情報に追われ、あっという間に日が暮れてまた朝がくる。
ここにしかない景色や大切な場所に向き合うことなく過ぎていく日々に、焦燥感を募らせながらも、なすすべなくただただこなす・・・

そんな日常にそっと差し込まれるアートは、私たちの歩みのスピードを緩め、足を止めるきっかけを与えてくれます。

東京ビエンナーレとは、暮らしの背景でしかなかった日常を、改めて価値のあるものとして気づかせる試みでもあります。
このささやかな試みは来訪者たちにとっても東京の奥深さとして映るでしょう。東京という都市空間、東京の日常はまだまだ楽しくなれる可能性を秘めています。

栗生はるか

跡見学園女子大学助教／

一般社団法人せんとうとまち代表理事／

文京建築会ユース代表

東京ビエンナーレの市民委員会として初頭から関わってくださっていた栗生はるかさん、応援メッセージありがとうございました。

東京ビエンナーレは初回より、市民とともにつくることを思想の根底におきスタートしました。さらに、「東京の地場に発する国際芸術祭」であることを大切にし、開催エリアに暮らし・働く方々と専門家で「市民委員会」を立ち上げ、まちに宿る文化資源を感じながらつくり上げてきました。