子ども・若者にかかわるわたしの原体験　＃認定NPO法人カタリバ 佐渡加奈子さん

今回は、認定NPO法人カタリバ  アダチベース拠点責任者の佐渡加奈子さんから応援メッセージをいただきました。
佐渡さんは東京YMCAでキャンパー、ボランティアリーダー、また大学卒業後もボランティアスタッフとしてキャンプに関わり、現在も東京YMCA評議員として東京YMCAの諸活動をサポートいただいています。
ボランティアリーダー、スタッフ時代は主に中高生の活動に携わっており、その体験が現職の子ども・若者の居場所づくりに従事するようになったきっかけであったと思います。キャンプという営み、キャンプ場がいかに子ども・若者のために必要なものなのか、佐渡さんからいただいたメッセージからよく読み取れます。ご一読いただき、キャンプ場の未来、子ども・若者の未来のためにご支援をいただければ幸いです。

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小さい頃から参加してきた東京YMCAのキャンプには、たくさんの想い出があります。自然あふれる非日常の場でありながら、日常の時間を大事にする“生活としてのキャンプ”だからこそ、得られる経験やあふれる感情があり、出会えた仲間たちがいました。

そうしたキャンプの時間は、今も子ども・若者とかかわる仕事に従事するわたしの原体験の１つであり、山中湖センターも大事な想い出の場所です。

100年の歴史のなかで変わらないのは、キャンプという場が、いつもいつでも子ども・若者のありのままを受け入れ、彼ら自身が自分の可能性を信じ、新しいチャレンジができる場所であることだと考えます。そこには少し年上の“ナナメの関係”のお兄さん・お姉さんがともにいて応援してくれる、それが東京YMCAのキャンプであり、山中湖センターなのでしょう。

東京YMCAや山中湖センターのキャンプが大事にしてきた本質を守るために、山中湖センターが変わり続けることは、とても重要なチャレンジだと思います。

次の100年も、子ども・若者が主体的に生活し、多様な経験と多くの仲間との出会いを通して、彼らが成長していく場所であり続けることを見守っていきたいです。変わり続けることと変わらないこと、両方を追い求める山中湖センターを応援しています。

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