プロジェクト終了まであと4日

筑波大学附属図書館クラウドファンディングプロジェクトチームの松野と申します。今回のプロジェクトも終了までいよいよあと4日です。本日もたくさんの方からご支援を頂いております。職員一同心より感謝申し上げます。
 

さて、私が現在の主担当としているのは、図書館におけるレファレンス業務です。
「レファレンス」という業務がどういったものかをごく簡単に説明しますと、図書館の利用者と情報・資料を結びつける仕事、と説明出来ると思います。

大学で学び、また研究する方々にとって欠かせないものの一つが図書館の内外、そして紙や電子といった媒体の如何を問わずに拡がる膨大な知識・情報・資料の海です。
しかし、現代においてそういった知識の拡がりはあまりにも大きく、適切な情報を適切なタイミングで得るのが難しい事もあります。そういった時に、様々な形での情報・資料の発見・入手支援を通して、学生や研究者の方々のお手伝いをし、学習・研究のサポートをするのが私たちの仕事です。

もう間もなく筑波大学は新入生を迎えます。
毎年4月、附属図書館のレファレンスデスクには自分が飛び込んだ学問領域について少しでも多くの事を学びたいというたくさんの新入生が訪れます。
しかし、そういった新入生にこそ読まれ、利用されるべき基礎的な図書が年々充分に購入できなくなってきています。そうった状況は私たちにとってとても心苦しいものです。
 

今回のクラウドファンディングプロジェクトでは、学生の学習用図書を整備する事を主な目的の一つに据えています。
今回いただいた皆さまからの温かいご支援で、基礎的な学びに欠かせないたくさんの図書を購入し、そしてそれをレファレンスデスクを通して学生の皆さんに提供することが出来れば、レファレンス業務に従事する図書館員の一人としてこんなにも嬉しい事はありません。
 

残り少ない期間ではありますが、引き続き皆さまからの温かなご支援をお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。