
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 93人
- 募集終了日
- 2015年3月11日
個人のお金をお預かりするということ。
WIA加藤です。いよいよクラウドファンディングも終盤に差し掛かってきました。まずは、これまで多額の支援を頂き本当にありがとうございます。
僕は法人の仕事は割合慣れているものの、個人からお金を預かるという経験は皆無に等しく、少し戸惑っていました。
クラウドファンディングって面白いなあと思いつつ。改めて、個人のお金を預かりするということは、とても考えさせられる機会です。
誠実さ?
僕が考えてこんでしまったのは、お金をお預かりする受託者/仲介者にふさわしい態度や姿勢みたいなものがあるとすれば、何だろうなということでした。
財団の役員もほぼ確定しつつあり(これは次の記事で書かせてください!)、その一人と、「お金を預かるのに必要な姿勢や態度、あり方」って何だと思いますか?と話していました。
そうすると、「誠実さ」じゃないかな、と。なるほど。それなら、できるかもしれない。と思いつつ、また考えこんでいました。誠実さとはいったい何だろうか、と。
約束の守り方
昨日、親友とそんな話をしていると、彼女は、「約束を守ることじゃないか」と。
ただし、状況は変わるから、その中で自分や相手の変化も含めて、ちゃんと気づくこと。それに応じて、必要があれば、約束を変えていくこと。約束を変えずに、執着することで上手くいかないことも多いよね。って。そして、できれば、自分と相手だけじゃなくて、周りの人たちのことも気づかえる配慮があること。それがとても、大事な約束だったとして、それに関係する周囲の人たちに危害が及ばないようにすること。簡単じゃないけれど、それも大事だよね、って。
例えば、投資先/支援先に対してのポリシーはいつも明確にあって、「明日、経営者が一時的に倒れたとしても、それほど遜色ない精度で経営ができるようなバックアップができるか」ということを考えながら、経営の支援をしています。
そうしないと、支援する組織はともかく、彼らがサービスを提供する社会的に弱い立場にいる人達を守り切ることができないので。それにこだわっているうちに、自分自身が経営する会社のように、投資先/支援先の会社の「流れ」がわかるようになってきました。未来につながるべき何かが現れた時に、つなげることができたり、本当は必要だった何かを探していくことができるようになり。「守り」が目的だったのが、それが新たな変化につながってしまったというのは社会的投資を初めてみて感じた、不思議なことでした。
原則を明らかにする
例えば、リスクを取ろうとする財団と、リスクを回避しようとする財団の動きは別の向きを向きます。リスクを回避しようとすると、単年度のプロジェクトを応援し、資金の用途を細かく管理することがベストです。もしも、失敗しても、単年度の失敗で終わるから、大きな穴にはならない。(個人的には、この発想が公共の資金の硬直化を生む最大の要因だと思っています。)
一方で、リスクを取ろうとすると、目標は何か?ということを明らかにする必然性が出てきます。組織の生存本能に反して、リスクを最大化するのを目的化するのはなかなか難しいことで、リスクを取ろうとすると。リスクに対して、いったい何を目指していたのか?と目標を明示せざるを得なくなる。そして、目標に対して、適切なリスクテイクだったか、過剰ではなかったか?もしくは、過小ではなかったか、ということが議論されるようになります。
そんな原則や仮定、もしくは、意思決定の原理のようなものを明らかにする、というのは実は最も大事なことかもしれません。
そんなことを思いつつ、先週、WIAの約束という記事を書きました。
https://readyfor.jp/projects/tsunagaranaimonowotsunagu/announcements/20649
約束の守らせ方
ところで、財団んおような代理人/仲介者として、最も大きな影響力を持つのは証券会社や投資銀行、保険業という産業です。その中で、近年、「Comply or Explain」という原則が発達しつつあります。
全ての経営者は、原則を明示せよ。そして、それに従え。もしも、従えないことがあれば、その理由を説明せよ。と。(誤解のないように書きますが、これは原則や理念による全体最適化の手法であり、瑣末な枝葉の問題や、例外事項を処理するための概念ではありません)
「非営利組織」の仕事をすると、やはり、社会的目標や意志が明確な組織というのは多いものです。でも、それが、形骸化することはとても多くて。少し油断をすると、時代の変化の中で、「それってなんで大事なんだっけ?」という疑問の中に飲み込まれてしまうし、それに対して、理念を言語化し、鍛え続けるのだ、という組織体はやはり少数派です。
非営利組織のみならず、「水道哲学」は、物のあふれた時代に、掲げられたままだったし、創業者の高邁な創業精神に、正面から挑むというのはなかなか勇気のいることです。
変化に気づくこと
話を戻すと、状況は変わるから、その中で自分や相手の変化も含めて、ちゃんと気づくこと。気づいたら、コミュニケーションを取ること。そして、必要が合意できたら、約束を変えていくこと。改めて、大事だな、と。でも、ペースさえ崩さなければ、できるような気がしていたりします。そして、次は、組織として、それがちゃんと再現できるところまで。
ちょっと、クラウドファンディングと財団の立ち上げが重なり、キャパオーバーでいろんなことに気づけている自信があんまりないのですが、まずは、気づいたところを共有するということから始めてみようと。
リターン
3,000円
財団設立時への参画の御礼として、
・フォトレター(財団設立時のみ発送)
・活動報告のメールマガジン(月刊)を送らせて頂きます。
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 73
10,000円
・フォトレター(ハガキサイズ・月次で郵送)
・賛助会員向けのジャーナル(デジタル)を送らせて頂きます。
・招待制の総会にご招待致します。(賛助会員の資格は年度更新とさせて頂きます。)
- 申込数
- 23
- 在庫数
- 77
3,000円
財団設立時への参画の御礼として、
・フォトレター(財団設立時のみ発送)
・活動報告のメールマガジン(月刊)を送らせて頂きます。
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 73
10,000円
・フォトレター(ハガキサイズ・月次で郵送)
・賛助会員向けのジャーナル(デジタル)を送らせて頂きます。
・招待制の総会にご招待致します。(賛助会員の資格は年度更新とさせて頂きます。)
- 申込数
- 23
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- 77

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