"投資家"と"社会起業家"の新しい関係性を産む財団をつくる。
"投資家"と"社会起業家"の新しい関係性を産む財団をつくる。

支援総額

3,521,000

目標金額 3,000,000円

支援者
93人
募集終了日
2015年3月11日

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2015年05月18日 16:33

クラウドファンディングの決済についてのご報告

さて、ご報告が遅くなりましたが。Ready for から決済が終了し、昨日振込を確認いたしました。財団の銀行口座の開設がまだ終了しておらず、財団の口座にはまだ資金を移管できていないのですが、来月明けにはそれも含めて、完了する予定です。(法人口座の開設に対する規制が激しくなっており、それで時間がかかっています)

 

決済内容の内訳

 

さて、結果として、3,521,000円の支援が確定(この時点では、正確には決済予約)し、その内、3,315,000円が決済されました。(ここに差額があるのは、決済エラーのためです。期限切れなどの決済エラーが出た場合は、Ready forから対応頂いています)。

 

そこから、Ready forのシステム利用料(17%+消費税。クレジットカードの決済手数料込み)を差し引き、2,706,366円が振り込まれています。まずは、多大な支援を頂いたことに改めて、感謝しています。

 

※ システム利用料が高い!と言われることがあるのは承知しています。が、でも、やっぱり、出会えていなかったいい人達に出会えたし、出会えているんですよね。だから、やっぱり、「晴れ舞台」でReady forという場を選んだのは正解だったんじゃないかな、と個人的には思っています。

 

財団の設立資金300万とその使途に関して、あらためて。

 

既にお気づきかもしれませんが、法律上、財団の登記の要件となる財団設立には300万必要で、ちょっと足りませんでした・・・。お恥ずかしい。

 

もしよろしければ、あとすこしだけ残している加藤の私財を合わせて投じせて頂きたいと思っています。(もちろん、この結果は、丁寧なコミュニケーションではなく、財団の登記や進捗を優先させることしかできなかった僕の力量不足の裏返しでもあります。本来であれば、財団法人の最終意思決定機関としての評議員、そして、資金を投じて頂いた方々の総意のようなものをより深く形づくることができれば美しかった)

 

さて、どちらにせよ、この300万は財団の基礎財産として保全され、大切に使われていくものです。財団法人の純資産が300万を割り込むというのはNGで、それが二年続くと、財団法人は解散せねばなりません。したがって、投じられた資金は、どういう形であれ、財団法人の生命線として維持され、保全されていくことになります。

 

情報開示、財務判断のポリシーについて

 

さて、上記のような情報開示はそんなにわかりやすい話でもないもので、他の事例で良くあるように黙って進めてしまったり、もしくは、結果だけお知らせするということも可能性としてはありました。だけれど、この財団は仲介者という役割が非常に強いわけです。だからこそ、わかりずらい、もしくは、結果として良くわかっている人しか分からなかったとしても、できるかぎりの透明性はやっぱり大事にしたいなと。

 

合わせて、財団運営に関しての財務判断に関しても少し考えることができつつありますので、基本的な姿勢だけあらためてご説明しておきますね。

 

①財務規律を最も大切にする

 

財団はお金をお預かりし、それを更に社会変革のために投じていくための「器」として形づくりました。したがって、財団で運用する全ての金銭は、本来的に財団に帰属するものではなく、一定の合意を前提に財団にその運用方針が委ねられているものです。したがって、どのような状況であれ、財団法人の中で財務規律(≒お金を使い過ぎない、もしくは、正しく使えている状況、規範)を歪めるような形で人件費や経費などの支出することはありません。(難しい言葉になってしまってすいません!)

 

②人件費を除く経費は財団として公正に支払う。

 

ただし、財団法人に帰属する支出は財団法人が支払うべきものです。したがって、財務規律の範囲の中で、公正な支出は支出として計上していきます。(こういった報告、共有に関しては、年次で開示していくことになり。その判断の基準となる前提条件に関しても共有できるよう仕組みを整えつつあります)

 

③事業を支える人たちの人件費は「基盤」として考えています

 

僕は事業をつくる上では、その運営を担う人たち、特にスタッフの生活は最優先で保証されるべきだと考えています。理由は単純で、仕事に集中できない環境で、良い仕事はできないからです。そのような最低限の水準さえ確保できない非営利組織も多々ありますし、逆にあえてボランティア組織として運営するという選択もあります。我々は資金を仲介するという性格の強い組織ですので、プロとして働ける環境を優先したいと思っています。

 

④正当な報酬もしくは、代表者/役員の報酬の考え方について

 

WIAに属する全てのスタッフは僕よりも優秀だし、それぞれが属してきたセクター/ポジションでトップクラスの活躍を見せてきた方々だと思っています。(本人たちがけっしてそれを自慢するタイプではないのですが。)

 

そういう意味では、ソーシャル・ビジネスとよばれる界隈でグローバルに起きているように、ビジネス・セクターに属した場合の給与の2分の1くらいしか報酬としては提供できていないというのが実態です。

 

また、財団法人の支出の中から、代表理事=加藤の給与をどう拠出するかというのは、上記の①、②、③が満たされた段階で検討していくことになろうかと思います。時間としては、もちろん。僕が一番時間を使っているのですが、だからといって、財務規律を乱すような意思決定を行う経営者はアマチュアでしかないと思っています。より、早く、①、②、③を満たすということがプロに求めれる最低限の条件ですので、いつものように、プロとして精進します。

 

スタッフの給与に関しては、働き方も含めた合意ですので、当事者の双方の満足度が健全な範囲であること。そして、本来されるべき評価、もしくは、評価のスタンダードがあるとすれば、そのスタンダードに不均衡を起こさないこと。(つまり、基準を下げすぎないこと)というのは気をつけていることの一つです。

 

 

 

さて、何度かご説明したように、財団法人の中で構想している事業モデルが最低限の範囲で収益化するまで、5年を見込んでいます。

 

その間、お願いすることも多々あるでしょうし、見苦しいなと思わせることも多々あるかと思います。とはいえ、少しづつではありますが、先人たちの鋭意や苦闘もあり、日本やアジアののソーシャル・ビジネス的な動きは成熟しつつあるかとも思っています。それに対して、少しでも貢献できるように歩を進めて行きたいと思っています。(それは、決して、「ソーシャル・ビジネス」とくくられた方々の活躍だけではありません。アジアの国々の中で、国家として独立が保たれ、かつ、社会運動さえ許されたというのは奇跡的なことですし、公害病患者としての背景を持つ僕はその受益者でもあります)

 

5月の下旬に評議員会の開催、6月にはウェブのオープンとフォトレターの発送(少し前後するかもしれませんが)、おって、支援先の決定など、少しづつ準備を進めています。そちらはおって、ご連絡させて頂きますね。

 

今日は、決済についてのご報告でした。

リターン

3,000


alt

財団設立時への参画の御礼として、
・フォトレター(財団設立時のみ発送)
・活動報告のメールマガジン(月刊)を送らせて頂きます。

申込数
27
在庫数
73

10,000


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・フォトレター(ハガキサイズ・月次で郵送)
・賛助会員向けのジャーナル(デジタル)を送らせて頂きます。
・招待制の総会にご招待致します。(賛助会員の資格は年度更新とさせて頂きます。)

申込数
23
在庫数
77

3,000


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財団設立時への参画の御礼として、
・フォトレター(財団設立時のみ発送)
・活動報告のメールマガジン(月刊)を送らせて頂きます。

申込数
27
在庫数
73

10,000


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・フォトレター(ハガキサイズ・月次で郵送)
・賛助会員向けのジャーナル(デジタル)を送らせて頂きます。
・招待制の総会にご招待致します。(賛助会員の資格は年度更新とさせて頂きます。)

申込数
23
在庫数
77
1 ~ 1/ 12


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