【応援メッセージ】向谷地生良さん

長年、西成に根を張りながら、さまざまなサービスや支援の狭間にある見えにくいニーズをかかえた子供や家族とともに歩んできた西成チャイルド・ケア・センターが取り組む、地域の人たちみんなの「実家」づくりの実現を楽しみにしています。

昨年、西成を訪ねた時、人々が行きかう路地に、私はどこか懐かしい「人が共に生き合う」エネルギーを感じ、癒された思いがしました。

その意味でも、それが完成した暁には、「西成の私の実家」として、これからも足を運びたいと思います。

べてるの仲間と共に応援しています。

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向谷地生良

青森県十和田市出身

1978年4月より北海道日高にある総合病院精神科にソーシャルワーカーとして勤めながら精神障害などをもつ当事者と地域活動拠点として「浦河べてるの家」（1984年）の設立に参加。2003年4月より北海道医療大学看護福祉学部で教鞭をとり、2021年3月に北海道医療大学名誉教授、4月より特任教授に就任。〇著書「べてるの家の非援助論」「技法以前」（医学書院）・「べてるの家から吹く風」（いのちのことば社）他多数