エンターテインメント万博

今日は、私たちが行ってきたイベントを少しご紹介したいと思います。
2020年2月　エンターテインメント万博２０２０〜どこにいたってミュージッキング〜　と題して、誰もがどこに行ったって楽しめるエンターテインメントのイベント開催いたしました。
このイベントは、私たちがサポートさせていただいている病気や障がいを持つ子ども達からの声をきっかけとしたもので、その声とは、「私だってコンサートに行ってみたい。でも病気や障がいを持っていると、感染症が命とりになることもあるし、車椅子や医療的ケアがあると会場に車椅子スペースがあっても、バギーや少し大きい車椅子では中々行けないし、好きなアーティストのコンサートでもみんな盛り上がってくると立ち上がったら見えないし。行ってみたいなぁ」というもの。

私たちは、「確かに！！」とその声に気づかされたのです。

誰だって好きなアーティストのコンサートには行きたいと思うし、楽しい事したいよね。そう思うことは、当たり前で病気や障がいがあるからって好きな事、楽しい事、行きたい事あきらめなければならないなんて、それってなんか違うなぁと改めて教えていただきました。

そこで、私たちは、誰だってどこにいたって楽しめるイベント、エンターテインメント万博を企画いたしました。

今のようにZoomなどが誰もが知るものではなかったですし、ちょうどその時分身ロボットを活用していましたので、これなら自宅にいても楽しめるし、プライベートも守れるという観点から、現地に来られない方を分身ロボットで全国からご招待させていただき、全国初ロボットで楽しむイベントを開催。
有名アーティストのコンサートは、コンプライアンスの観点から難しかったので、山陰地方で活躍されている地元のアーティストの皆様のご協力をえてイベントを実施いたしました。

歌手の方だけでなく、バルーンアーティストの方もご参加くださり、年齢問わず誰もがエンターテインメントを楽しみ会場には笑顔☺️の花が咲きました。
そして、なんと！
鳥取県を代表するこの方！

平井 伸治鳥取県知事も会場にかけつけてくださり、全国の方、会場の方に手を振り、平井知事ならではの楽しいコメントで会場を盛り上げてくださいました。

エンターテインメント万博は、私たちが大切にしているイベントを実施する時の大切な考え方の柱となっています。

誰だって楽しい事、好きな事、行きたい所がある。
そして、嫌だなと思う事、悲しいと思う事もある。
誰もが同じ思いを持っている。

当たり前のことです。ですが、その当たり前に中々誰も気づかない。
でも、ちょっとだけ工夫して、そっと優しい手を差し伸べるだけで、誰もが楽しい事、好きな事ができるし、行きたい所に行くことができる。
そして、嫌なことや、悲しい思いをされていたら、そっと優しい手で背中をさするだけで、人は泣けることができるし前に進むことができる。

子ども達の居場所　te to te 〜つなぐん家〜でも、子ども達が中心となって企画して、te to te 〜つなぐん家〜を支えてくださっている皆様をご招待し、楽しいイベントを開催したいと考えております。
イベント実施の際には、つなぐプロジェクトのHPやFacebookでご案内いたします。その際は、ぜひ子ども達の応援者としてご参加いただけると嬉しいです。