【ついにあと２日！】なぜ、革なのか！

 

　こんにちは、NPO法人 日本エコロジーアップサイクル協会の木村です。

３月１日からスタートした『つなぐプロジェクト』のクラウドファンディング も、最終日まであと２日、約１２０名の方にご支援いただき、ネクストゴール200万円まで、あと725,000 円となりました。

 

　NPO法人 日本エコロジーアップサイクル協会は、紙袋、プラ袋をマスク入れ、名刺入れなどの実用小物をアップサイクルする事でゴミを減らす活動をしています。

 

　なぜ、革なのか？

 

　と疑問に思われる方もおられるかも知れません。

 

　そこで、革を扱うようになった経緯をお話しさせて頂きます。

 

　２年前の秋に、あるプロジェクトを進めようと思って、鎌倉で靴を作っておられる方から、靴を作る時に出る端革を頂きました。

　ところが、そのプロジェクトが頓挫してしまい、靴の端革が家に使われないでありました。

 

　ある朝、目覚めてふと革を折れるのではと閃きました。

　結構、私は、新しい作品のアイデアなど起き抜けに思いつく事が多いです。

 

　そこで、その時、ちょうど紙袋やリプトンの紅茶のプラ袋で作っていた、ミニマル三つ折り財布という、名刺を一回り大きくしたサイズで、小銭や折ったお札が入る必要最小限の小型財布をワークショップなどでもやっていたんですが、そのミニマル三つ折り財布を、頂いていた靴の端革で作ってみたら、いい感じにできあがりました。

 

　作り方は、紙、プラで培ってきた、切って、折って、貼るという手法です。

　

　その後、ソファーの端革、鹿革（鹿は、農作物を荒らすので害獣として駆除されます。その革を有効利用する事エオアップサイクルと考えます。）をアップサイクルして、ミニポシェット、バケツ型バッグ、名刺入れなどを『折る技術』で作って作品のバリエーションを増やしていきました。

　靴の端革も、様々な硬さの物があるとリーガルさんの革を頂いて感じたんですが、あの時、鎌倉で靴を作っておられる方から頂いた靴の端革が、折れるような物でなかったら、今回の『つなぐプロジェクト』につながって行かなかったのではと思っております。

 

　結局、今回の手法は、『折る』事に加え『通す』という手法なんですが、革を折っていなかったら、革を通す事にたどり着かなかったと思います。

 

　素材との一期一会を大切に、それを継続できるように心がけて行きたいと思います。

 

　最終日まで含めるとあと３日、身近な方へのお知らせ、SNSでの拡散などのご協力を頂けますとありがたいです。