【メッセージリレー】＃赤い電車をもう一度　vol.5

こんばんは。

プロジェクト代表の安田です。

このところ毎日のように新着情報を更新しておりますが、すでにご支援下さった方にも、まだの方にもお届けしたい内容が詰まっております。

ぜひお付き合いください。

今夜はメッセージリレー　vol.5です。

皆様、はじめまして。
KHK601(Twitter名)と申します。
私にも、メッセージ依頼が舞い込んでしまい、困惑しております。
今日のメッセージは少々視点がずれてしまうことをあらかじめお断りしておきます。

京急1000形といえば、私にとって正直言って京急の大衆車でした。
私の子供時代の昭和50年代といえば、快特→600形、線内急行→400形・500形、直通急行→都5000形、普通→700形の印象で、それぞれに乗るのが楽しみでした。
一方1000形は特急は当然ですが、当時は最大車種だったので他種別で運用されることも多く、遠くから銀色に光るドア枠が見えるとがっかりしていました。なので当時は1000形の写真はほぼ撮影していません。

Twitter名から推測される通り、私にとって京急といえばスターは600形なのは今も昔も変わりません。
なので、600形が顔を変えてしまいましたが、コトデン1070として、初の冷房車としてデビューした時は大変に嬉しかったです。

ご存知の方も多いと思いますが、京急とコトデンのつながりは古く戦後直後から始まっており、中でも元230形の30形は昭和52年から平成19年まで40年間も運行されていました。
大手私鉄で活躍した名車は数大けれど第二の職場を与えられる車両は本当に数少なく貴重な存在です。
先代の600形の功績が認められたからこそ、1000形も譲渡対象にされたと考えるのが自然と思われます。

そして1080形はコトデン初の3ドア車両として走り出したのです。
ということは、見方を変えれば1000形は最大数から次世代新型車両に置き換わり、徐々に数を減らし始めていたのです。
私が1000形に興味を持ち始めたのがこのあたりからになると思います。
そして完全引退が見えた頃に再びことでんへの譲渡の噂が流れてきました。
こうなると、京急の姿とことでんの姿の両方を収めたいと思うようになり、沿線に出掛けるようになりました。
ことでんに移送される姿も収めました。
この時に譲渡された1000形は、マスコンが京急時代のままで他車種との連結運転もできませんが、オリジナルに近いのが特徴です。

いま、ことでんでは元京急3車種がそれぞれ主力として走っています。
譲渡されたのですから、もちろんラインカラーで走るのが当たり前です。
京急色に田畑は似合わないと思います。築港～瓦町のような街中を走るのが似合っていると思います。
やっぱりイメージって大事だと思います。
しかし、ことでんでは11月に旧型車1000形3000形が引退してしまいました。
今のことでんに、客寄せパンダ(言い方悪くてすみません)車両が不在なのです。
いま鉄道を、いや、ことでんを愛する私たちが力を合わせて、期間限定とはいえスター(追憶の赤い電車)を生むことが、ことでんや沿線そして高松の観光を盛り上げることにつながるのではないでしょうか。

そしてご協力いただいた皆様には、念願が叶った暁には是非とも、イベントの有無に限らず頻繁にこの地を訪れて欲しいと期待しています。
どうかこのプロジェクトにご賛同いただけることを期待しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

【文/写真：KHK601様】