命を繋ぐ

昨日は２か所の会場で保護猫譲渡会でした。

18頭の猫ちゃんたちが参加しました。

この子たちが「ずっとの幸せなおうち」を見つけることができれば、救いを待っている命を保護することができます。

 

目の前の命だけでも救いたい・・・から活動を始め

１つでも多くの命を救いたい・・・と、がむしゃらに走ってきた10年。

 

救っても救いきれない、終わりの見えない悲しい現実に何度も心が折れても

命を諦められない。

 

救いながら、救わなくていい時代を目指して

前回のクラウドファンディングではたくさんの応援をいただき、

不幸な命を生ませないための避妊去勢専門病院を作りました。

 

安く手術をするために安い麻酔、安い縫合糸を使うのではなく

術後元いた場所へと戻されていく飼い主のいない猫たちの体への負担やリスクを

利益を減らすことで最大限に配慮する愛護目線、猫目線の病院。

 

そして、不幸な命を生ませないだけでなく

 

今を生きている不幸な猫も守りたい。

 

それが、今回のクラウドファンディングに込めた思いです。

 

車に跳ね飛ばされ瀕死の状態で、

飢えさまよい行き倒れた姿で、

行政機関に収容される猫たち。

痛み苦しみの中で公示期間を過ごし、殺処分になっていく現実。

 

私ども一般社団法人彩の猫は、そんなこぼれ落ちていく命の最後の砦になると決め、埼玉県内4か所の行政機関（保健所、センター）に収容された猫の引き取りをしています。

 

命だから救いたい。

 

足がなくても歩けなくても、ボロボロの体でも

猫たちは生きたいのです。

 

目に留まらずこぼれ落ちていく命に医療という愛護の手を差し伸べたい。

 

今年の4月より専属の獣医師が週５日、クリニックで診察、猫の避妊去勢手術を行います。

治療をするために、手術をより安全に行うためには、レントゲンなどの機器が必要です。

このクラウドファンディングで購入することができれば、安価に検査をしてあげられます。

 

救いを待つ命、救わなければ生きれない命。

 

いつかを願うより今。

 

この子たちはいつかより、今を生きたいのです。

 

こぼれ落ちていく命を救いたい。

 

お力を貸してください。

 

よろしくお願いします。