生きてこそ

保健所やセンターと呼ばれる行政機関には、警察経由で収容される猫たちがいます。

 

「虐待」

 

腰の骨が砕け

 

足の腱が切れ

 

たばこを全身に押し付けられ

 

真夏のコインロッカーに閉じ込められた猫

 

段ボールに入れられ遺棄された猫

 

収容される保健所やセンターの職員さんは大体が獣医師ではありますが、治療に必要な設備が整っているところは多くありません。

 

それは元々が「生かす」機関ではなく、「処分（殺処分）」する機関だったからです。

 

今は、どこの職員さんも生かすために尽力していますが、それもまだまわりからの底上げが必要です。

 

彩の猫は、埼玉県内のセンターや保健所に収容され、生きることに期限がつけられた猫、生死をさまよう猫の命の最後の砦として引き取り保護をしています。

 

収容された時にすぐ医療にかけられたなら、引き留めることができた命があります。

 

設備が整う「いつか」では、今の命は救えないということ。

 

いつ来るかわからない「いつか」に願いを込めても何も変わらないということ。

 

だから、彩の猫は今回のクラウドファンディングで医療設備を整え、生きる道を閉ざされそうとしている今の命を救いたい。

 

そして道端で息絶えていく（路上死）名もなき命。

 

息絶える前に受け入れてくれる病院があったなら、生きれたかもしれない命。

 

助けたいと思っていても、お金が高い、受け入れてくれる病院がない・・・では助けられない。

 

命は思いだけじゃ救えない。

 

医療という愛護の手が命を救う。

 

だから、このクラウドファンディングが達成することができたら、愛護の手となる病院にします。

 

「病院に連れてきてもらえないような子たちを救いたい」と幼い頃から獣医師を志した先生と共に

 

不幸な命を生ませないための避妊去勢手術の病院だけでなく

 

不幸に生きる命にも愛護医療を提供する動物病院として歩んでいきます。

 

このクラウドファンディングでそれが実現します。

 

皆様のお力で達成させてください。