こしょうが再び生きる力を取り戻すまで

あの日の「こしょう」の姿を、今も忘れられません。
痩せて力のない体で、それでも必死に生きようとする瞳が、まっすぐ私たちを見つめていました。

保護して間もない頃、こしょうはほとんどごはんを口にしてくれませんでした。

このままでは…と不安で眠れない日々。
1日中そばに付き添い、手からでも少しずつご飯を差し出し続けました。
やがて「こしょう」は、一口ずつ食べるようになり、少しずつ元気を取り戻していきました！

保護直後の血液検査では
猫エイズ陽性という結果が出まし
た。

厳しい現実に不安もありましたが「こしょう」の頑張りを信じ、安心できる環境を整えて過ごしました。

そして先日、再検査を行いました。
結果は、陰性。
小さな体が必死に生き抜き、健康を取り戻してくれたことをとても嬉しく思います！

ですが「こしょう」にはまだずっとのお家がありません。
里親様が見つかるその日まで、医療や生活のケアが必要です。

「こしょう」の未来は、これからのご支援で大きく変わります。

どうか、この子が安心して新しい家族を待てるよう、皆様の力を貸してください。