滑空機作成の手順ご紹介企画！！⑤

STEP5
【自律滑空機の制御（頭脳）について】

今回は制御、自律滑空機の要でもある頭脳の部分について説明します。
遠くまで飛ぶために機体の姿勢を安定させるために重要な頭脳部分です。

上記は実際の制御を行うためのセンサーやコンピューター部品です。
専用の部品ではなく、一般的に使用されている部品になります！

STEP1で考えたコンセプトを基に、制御機構を予め検討しておき、機体が出来上がったら最終調整を行います。

機体が下に傾いたら上に、上に傾いたら下に向くようにプログラムをしていき、機体の姿勢が水平になるように調整します。
機体の大きさや重心の位置など、様々な要因によりそれぞれ違ったプログラムが必要になります。

実際の飛行状態に近づけられるように風洞試験も行いますが、飛ばしてみないと上手くプログラムができているのかわかりません。
ここがまた苦労する部分！！
でも制御を担当する学生は滑空機の飛行イメージを想像しながらプログラムを書いています。

実際に飛ばしてみないとわからないけども成功したらかなりの達成感が得られる部分ですね。
学生の試行錯誤が垣間見れる姿が印象的でした。

次回はSTEP6　完成！！飛行試験について　をご紹介します。