滑空機作成の手順ご紹介企画！！⑥

STEP6　

【飛行試験、そして飛行競技会！】

さて、ついに完成した機体がこちら！！

いよいよフライトです！
今まで苦労して作り上げた機体が飛ぶ瞬間！

SETP1からSTEP5までの全ての集大成です！
完成した機体を離陸台にセットしてフライトさせます。

事前に、飛行状態に近い状態で調整できるように風洞試験を行いますが実際に飛ばしてみると上手く行かないことが多くあります。
機体が上に傾きすぎてバランスを崩したり（失速）、左右の傾きを戻すために追加の調整が必要であったり、テスト飛行で最終調整を行います。

このテスト飛行で制御プログラムを調整します。
テスト飛行で着地に失敗して破損するチームもありますが、現場で頑張って修理して再度テスト飛行に臨みます。
飛ばしては調整・修理、飛ばしては調整・修理の連続で競技会に向けて最終調整です！

無事に飛ぶ姿は大変うれしいものです！！

そして、いよいよ競技会！
見ている先生方からも少しでも長く飛行すると「おー！！」と歓声が上がります。

テスト飛行で調整ができていても、残念ながら競技会で上手く飛ばないこともあります。
そこも含めて上手く飛ばせるようにできたらすごくいいですよね♪
昨年の大会では調整と競技会での飛行が上手くいったチームが優勝しました！

惜しくも2位だったチームは、競技会では上手く飛ばせませんでしたが、その後の参考記録となるフライトで大記録をたたき出しました！

優勝できたチームも、競技会では上手くいかなかったチームもそれぞれ真剣に取り組んだ成果に満足した様子でした！

今年度も学生のそんな姿が見られることを期待しています。
今年度も学生みんなの個性豊かな機体を楽しみにしています！！