応援メッセージをいただきました。その2

皆さま。10-48-謄写版のこれまで・これから-アーカイブ書籍刊行へご支援ならびにシェアいただきありがとうございます。8/2ただいま47万円のご支援です！

50万円まであと少し。皆様の謄写版へ関心の高さが伺えます。

 

さて、書籍10-48-謄写版のこれまで・これから-にご協力していただいている作家さんから応援メッセージをいただきましたのでご紹介です。

 

 

イラストレーター　小田嶋早世さんです。

 

 

前回のクラウドファンディング時にもリターン作品としてご案内いたしました小田嶋さん。普段はメリハリの効いた重厚なタッチのイラストを描かれていますが、謄写版を使用した作品になると手彩色を交えた軽やかな作品に変化します。

 

初めてお会いしたのは私の謄写版WS・講座でした。

鉄ヤスリ以外のテクスチャが製版できる方法をお伝えしましたところ、これをうまく作品に仕上げていただきました。

鉛筆の線のようにかすれた表現。これを他版種で行おうと思うと、思い当たるのは銅版画のソフトグラウンド技法でしょうか。それくらいしか思いつきません。

ですが、謄写版の「ある方法」では軽くやってのけます。

小田嶋さんは謄写版の表現の変化を垣間見ることができる作家の一人だと思い、書籍でも紹介しています。

 

・

・

・

 

 

イラストレーター　小田嶋早世さん

神崎先生のワークショップを受け
謄写版の奥深さ、面白さが分かり
制作に取り入れています。
今回のアーカイブ本では技法はもちろん
まだまだ謄写版に関して知らなかったことに
触れられることがありがたいです。
謄写版は可能性のある表現方法なのに
（神崎先生が可能性を広げて下さっているとも思います）
「過去のもの」として捉えられてしまうのはもったいない と思っています。
私などが申し上げるのもおこがましいのですが
ぜひたくさんの方々に謄写版の面白さを知っていただきたいです。

・

・

・

私のWS・講座では基本的な製版もお伝えいたしますが、方針としては作家性を見失って欲しくないと考えており、特に「表現講座」では下絵をお持ちいただいて、その表現にあった製版方法をお伝えしています。場合によってはスケッチブックも拝見することもあり、製版方法も鉄ヤスリ「以外の」方法でご案内してみたりしています。

 

ただいまこのプロジェクトは目標金額の36%です。

応援・拡散のご協力や、ご支援のほどよろしくお願いします！！！