10 月27日　頂上に雲がかかる中　無事ヘリコプター運搬完了

10月23日から開始された奥宮再建工事は、10月27日のヘリコプター運搬による旧奥宮の搬出と新奥宮の材料と資材の搬入まで進みました。

10月23日と24日に頂上の旧奥宮の解体、25日のヘリポート整備と新奥宮材料・資材の梱包を終え、あとは運搬を待つだけとなりました。

 

　撤去された奥宮跡（右）と解体された旧奥宮の梱包物（左）

 

10月23日　撤去作業が終了した後、奥宮跡の地面に不思議な生き物がいました。

 

「竜神様だ！」という声が挙がったそうですが、

どうやら　キタオウシュウハコネサンショウウオ　ではないかということです。

奥宮あたりの地面にいつから棲んでいたのでしょうか。

 

10月27日　栗駒山麓は生憎の曇り空でしたが、ヘリコプターによる旧奥宮の搬出と新奥宮の搬入が行われました。

午前11時30分頃の調査飛行では曇っていて頂上は霧がかかり、頂上からは音は聞こえるがヘリコプターの姿は見えない状態でした。

　12時頃、霧が明け見通しがよくなったことを受け、ヘリコプターによる運搬が開始されました。

　12時10分頃、ヘリコプターの音が聞こえ、1回目の運搬物が運ばれてきました。注意深く頂上上空までやってきてホバリングし運搬物が着地したあと、頂上にあった解体奥宮を吊り下げ搬出。約5分後、2回目の運搬物が搬入され運搬が終了しました。

　奥宮再建事業の中でも一番緊張を伴うヘリコプター運搬が無事終了したことで、関係者一同、胸をなでおろし運搬作業の達成を喜び合いました。

 

　1回目の荷物運搬

 

運搬物の中身が大丈夫だったか、一つ梱包を開けてみました。

大丈夫だったようです。

新石宮の設置は、10月30日から始まります。