仙台の爆撃中心点(MPI)銘板再工事にご協力をお願いします

支援総額

784,000

目標金額 700,000円

支援者
71人
募集終了日
2022年5月16日

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2022年09月23日 12:25

会計とプロジェクト終了の報告

ご支援くださった皆様

 

                                                                                                                                                         

 

5月16日(月)に終了したクラウドファンディング「仙台の爆撃中心点(MPI)の再工事にご協力ください」の会計とプロジェクト終了の報告をいたします。

 

 

          左路面:爆撃中心点銘板 右壁面:爆撃中心点プレート

 

              周囲になじんでいる銘板

 

                                              

 

● 会計報告

 

支援者71名 支援総額  784,000円

 

支援金活用内訳

READYFOR手数料

103,488円

銘板再工事費

462,000円

リターン冊子・資料等

47,400円

リターン事務経費・通信費

42,580円

リターン講演会

データ資料代

 

50,000円

合計

705,468円

残金

78,532円

 

残金につきましては、皆様のご厚志を活かすために、

以下の内容で活用することにいたしました。

 

①仙台の爆撃中心点銘板補修費用

②爆撃中心点資料等の調査

③報告書作成、印刷

 

                                               

 

リターン「被災65都市の爆撃中心点MPI資料集」

 

            『被災65都市の爆撃中心点MPI資料集』

               製作:仙台・空襲研究会 資料提供:工藤洋三

 

1945年3月10日~6月15日までの大都市空襲と、それに続く6月17日から8月15日までの中小都市空襲をあわせ、被災した65都市の爆撃中心点を示すリト・モザイク(※)と呼ばれる図をすべてまとめた資料集です。

米軍の都市空襲への爆撃方法と使用された焼夷弾の解説、都市空襲一覧に米軍資料の参照先も明示してあります。

受け取った方からも「画期的な資料集」との声をいただきました。

このMPI資料集は、この先も改訂しながらより活用しやすい内容にしていく予定です。

 

当初、リターンを「被災67都市のMPI」としておりましたが、「被災65都市の爆撃中心点MPI資料集」と訂正いたしました。

 

(※)リト・モザイク(Litho-Mosaic)

 空襲目標都市の偵察写真をつなぎ合わせ合成した図で、焼夷弾を投下する目  

 標となる地点が記された重要な資料。B-29乗組員はこの図を携行し,ターゲ

 ットの都市に来襲しました。

 

   例:仙台の爆撃中心点が示されたリト・モザイク   

   米国立公文書館蔵 提供:工藤洋三

 

リターン「工藤洋三Zoom講演会」

 

米軍資料研究の第一人者である工藤洋三氏のZoom講演を開催しました。

爆撃中心点の概念をもとに、1945年1月から2月の焼夷実験空襲から、戦争最末期に空襲計画があった都市まで、あらたな視点を取り入れた講演会となりました。

 

●タイトル

「爆撃中心点と戦争末期の空襲計画 ― 空襲を免れた都市のことなどー」

●日時 

 2022年8月10日(水)19:30―21:30
●参加者 27名 

 CF支援16名、研究関係者7名、スタッフ4名

 

講演会は、焼夷空襲理論の概要と爆撃中心点の概念がどのように形成されたかに始まり、1945年1月から2月に行われた試験空襲、焼夷電撃戦と同年6月17日から始まった中小都市空襲、戦争末期の空襲についてお話しいただきました。

 

各都市に設定された爆撃中心点を狙って焼夷弾を投下し、効率的にターゲットとなった都市を焼き払う米軍の手法を再確認し、戦争の非情を深く胸に刻んだ講演会でした。

 

戦争最末期に空襲計画があり、空襲を免れた地方小都市も示され、多くの小さな都市が爆撃対象であったことに衝撃を受けたという感想とともに、終了後も再度講演を聞きたいという希望が多く寄せられました。

 

                                                

 

リターン「仙台の爆撃中心点案内」

 

 仙台の爆撃中心点に隣接するビル路面にある銘板をご覧いただきました。

 


         仙台空襲爆撃中心点銘ー平和の礎を踏みしめました。

 

銘板は思っていたよりも小さい

 

9月4日、日曜日に他都市から来仙された方を爆撃中心点銘板に案内しました。

実物の銘板は想像されていたよりも小さく感じたことと思います。

繁華街を行き交う方々が街の片隅の「地面に埋められた戦争の記録」をふとした拍子に見つけ、ひっそりとそこにある意味を考えてほしいと願っています。

平和は静かに去り、戦争は気が付かないうちにそこに立っているからです。

 

この日の仙台はあいにくの雨模様。

予定していた防空壕案内を取りやめ、旧陸軍歩兵第四連隊兵舎を活用した仙台市歴史民俗資料館を案内しました。

 

               仙台市歴史民俗資料館(仙台市有形文化財)

              (人物写真は掲載の許可をいただいています)

 

この資料館は宮城県内に現存する最古の洋風木造建築です。

1874年から1945年8月4までは陸軍が使用し、戦後は米軍が駐留、その後は東北管区警察学校として使用され、1977年にこの1棟だけを残し解体されました。(仙台市歴史民俗資料館パンフレット参照)

内部に四連隊の寝室等が再現されています。

 

小さな資料館ですが、県外の方を案内しながら見学すると、また新たな眼差しで展示を観ることができました。

 

                                               

 

さて,3月18日から始まったクラウドファンディングプロジェクト「仙台の爆撃中心点(MPI)銘板の再工事にご協力ください」は、会計報告、リターン報告を以上の通り行い、すべてを終了いたします。

 

様々な報告も今日になってしまいました。

ここまで長いプロジェクトになるとは想像もつきませんでした。

多くの方々からご支援いただき、プロジェクトを通じた新しい出会いとご縁がつながりました。

 

仙台空襲を記録する有志の会事務局は、シニアがインターネット空間で新しい試みであるクラウドファンディングに挑戦したことで一つ世界が広がったことを実感しています。

SNSの世界は想像を超えた広さでしたが、「爆撃中心点」を通して戦争の非情な論理をお伝えするという目標に、年代や地域を超えた多くの方々が戦争のない世界を希求する強い思いを寄せてくださいました。

 

あらためまして、心からの感謝を皆様と的確なアドバイスをくださったREADYFORに捧げます。

 

              「仙台空襲を記録する有志の会」事務局一同

 

リターン

1,000+システム利用料


感謝のメール

感謝のメール

気軽に支援できる金額でとの要望をいただきました。ご支援よろしくお願いいたします。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

3,000+システム利用料


礼状(pdf)

礼状(pdf)

・礼状には活動報告書も含みます。
領収書不要の方,住所欄に「不可」とお書きください。

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

1,000+システム利用料


感謝のメール

感謝のメール

気軽に支援できる金額でとの要望をいただきました。ご支援よろしくお願いいたします。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

3,000+システム利用料


礼状(pdf)

礼状(pdf)

・礼状には活動報告書も含みます。
領収書不要の方,住所欄に「不可」とお書きください。

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月
1 ~ 1/ 8


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