【絵本の裏話】このお話は処女作になる予定じゃなかった！？

　このプロジェクトで形にしようとしているのは「いろいろめがね」という絵本です。

　しかし、本当はこのお話よりも先に構想をしていて、キャラクターも完成してストーリーもほぼ固まっていたお話があるんです。

　タイトル等は今はお伝えできませんが、次回作として制作する予定でいます。

（※あくまで今回のプロジェクトをしっかりと達成した上で、次回作に取り掛かるため、期間は要しますが…）

　

　ではなぜそれを最初の作品にせず、「いろいろめがね」が先に作られたのかというと、もう一方の作品が「物語だったから」、これに尽きます。

　

　僕は何者でもなく、ただ絵本を作りたいという思いのある、ただの人です。そんな無名の一般人が作った絵本をこぞって「読みたい！」という方はすごく少ないと思います。もちろん、ものすごく面白ければ少しづつ話題性も出てくるかもしれませんが、それは薄い期待になってしまいます。

 

　自費出版にしてもクラウドファンディングにしても「何か分かりやすいものがないと手に取ってもらうことは難しいのではないか」というのが僕の考えであったので、物語寄りの絵本よりも「保育や子育ての中で、子ども達と一緒に楽しめる」という絵本を選択しました。手に取ってもらうための理由が必要だったんです。

 

　この「いろいろめがね」なら、間違いなく「一緒に楽しむ」ということができ、さらに僕が伝えたいメッセージもしっかりと載せることができる作品だと思っています。

　子ども達に「気持ちとは何か」という大切な部分を知ってもらうきっかけにもなる絵本だと思っているので、是非、多くの子ども達に届いて欲しいです。

　

　決して「いろいろめがね」ともう一方の作品、どちらが優れているというわけでも、妥協して今作をこのプロジェクトにしたわけでもありません。僕の想いを届けられる「最善」の選択をしています！

　

　次回作は8年前から構想し、温めている作品なので、いつか形にしたいと思っています。（今回のリターンの「次回作のキャラクター命名権」を購入してくださる方がいた場合は、「いつか」ではなく確実にある程度の期間を設定して作ります）

 

　8年構想してきた作品を越えて、今回のプロジェクトの主役を担う「いろいろめがね」、応援・ご支援よろしくお願いします！