JPF活動報告：ガザ・能登半島災害（2025年10月）

■ガザ飢きん・人道危機支援

2023年10月に激化したガザでの大規模攻撃から、2年が経過しました。
2025年8月の飢きん緊急支援の呼びかけには、多くの皆さまのご協力をいただき、新たな支援も始めることができています。

これまでに食糧支援を受け取った方からの声を、一部ご紹介いたします。

▶支援を受けた現地の方々からの声

“本当に、必要な時に支援が届きました”

「物価高、封鎖、そして今も続く戦争の中で、配られた食料バスケットの中に入っていたものは全て必要なものでした。これまで、砂糖も油も買うことができず、その他のものも手に入れられなかったけれど、そのすべてがこの食料バスケットに入っていました。本当に、本当に、本当にREALsに感謝しています。」（ファティマさん（仮名・55歳））

“子どもにご飯を作ってあげることができました”

「逃げることで精一杯で、子どもたちの食べ物を確保することも困難な状況です。栄養不良で子どもたちが体調を崩すようになっていたので、食料支援について連絡を受けたときは心から安心しました。REALsから豆や油、砂糖、トマトソースなどが入った袋を受け取り、次の食事の心配をせずに子どもたちにご飯を作ってあげることができました。」（ザヘルさん（仮名・42歳））

▶全文はこちらから

【25.10.09】“子どもにご飯を作ってあげられた” 飢きんに苦しむ母たちの声（REALs）https://www.japanplatform.org/emergency/251009.html?tag=gaza-urgent2023

▶直近の活動レポート

【25.08.09】数日間食べ物を口にすることもできない――ガザで食料配布と心のケア・【25.05.09】長期化する避難生活。災害関連死を防ぐ支援活動
https://www.japanplatform.org/emergency/250819.html?tag=gaza-urgent2023

■能登半島災害（地震・豪雨）

「屋根のブルーシートがはがれてしまった」「公費解体に向けて、家財の移動を手伝ってほしい」
地震で被災した8カ月後に能登半島を襲った豪雨から1年がたつ今も、現場には相談が寄せられます。さらに今年8月にも豪雨が発生。 JPFと加盟NGOは、地域に寄り添い、被災した方々の声を聞きながら支援を続けています。

▶直近の活動レポート
【25.09.09】豪雨から1年、今でも届く「助けて」の声
https://www.japanplatform.org/emergency/250919.html?tag=noto_earthquake2024
【25.08.29】再び安心して暮らせる住まいへ。地域へつなぐ技術支援
https://www.japanplatform.org/emergency/250829.html?tag=noto_earthquake2024

▶その他のプログラムのレポートはこちらから

https://www.japanplatform.org/report/index.html

▶活動写真

米や野菜などの食料を受け取った母親たち／ガザ地区／2025年9月 🄫REALs


9月に再開した避難民への食料配布の様子／ガザ地区／2025年9月 🄫REALs


子どもたちへの心理社会的支援／2025.07／ガザ地区、ハンユニス 🄫地球のステージ


技術系の資機材を珠洲市社会福祉協議会に寄贈しました ©PBV


技術系NPOによる被災家屋の修復の様子 ©PBV