ウクライナ難民支援プロジェクト|ハンガリーと日本を結ぶ!
ウクライナ難民支援プロジェクト|ハンガリーと日本を結ぶ!

支援総額

1,105,000

目標金額 1,000,000円

支援者
87人
募集終了日
2022年6月9日

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2022年07月17日 21:42

ウクライナ難民支援プロジェクト報告書

 皆様の心温かいご支援により、プロジェクト達成してから約1ケ月が過ぎ、ハンガリーでのウクライナ難民支援活動をさせていただいていることに、心から感謝申し上げます。ご支援者の皆様、本当にありがとうございます。ご支援者様へ、プロジェクト達成翌日から現在までの、ウクライナ難民への住宅提供の入居までの活動報告をさせていただきます。  

プロジェクト達成させていただきました翌日6月10日に、カリタス支援団体へ、正式に住宅受け入れ要請書をメールにて送りました。  

受け入れの難民の方が決まるまで、住宅提供の家の家電製品、寝具等々を揃え、設備等々を整えてまいりました。  

 

 

 

 

 

(家電製品を用意。電気、水道、配管の設備工事) 

 

上記の住宅提供の別棟は、毎年夏場のみ使用しており、冬の季節は配管破裂防止として水道を止めていました。入居前に、業者に点検していただきましたら、このまま冬場-20度で水を使用すると、破裂するとのことで、急いで、水まわりすべて配管交換もしくは配管カバーの工事をいたしました。 

浴室の窓も、大きくして換気しないと、冬場の外気と内気の温度差が激しい為、浴室のカビがすごく出てしまうということで、窓も大きする工事をいたしました。 

その他、電気料金を別々にするため、メーターを別棟に取り付けました。浴室にコンセントがなかった為、洗濯機使用のコンセントの取り付け工事と洗濯機の排水口の工事もいたしました。

 

(カリタス支援団体がべット、家具、椅子など提供していただき、運んでいただきました) 

 

業者にお願いし、早急に設備を整えていただき、7月1日受け入れに向けて部屋を 

準備し、住宅提供者への生活用品などを購入させていただきました。  

 

 (部屋を整え受け入れ準備の様子 ) 

 

(カリタス支援団体より)   (急ぎの生活用品など買い揃えました) 

 

 

 

 

カリタス支援団体と難民者ご夫婦との面談。6月 22 日午前11時に面談いたしました。

 

(通訳者(左から3番目)入り面談の様子)  

 

6月末に、カリタス支援団体の小さな宿泊施設に、2組の難民家族が避難生活をしていまして、7月1日からこの宿泊施設で、子供たちのキャンプが始まる為、避難所を出なければいけないという連絡が支部長から来ました。うち1組の年金生活者のご夫婦を受け入れて欲しいと要請がありました。6月22日、上記写真のご夫婦と、カリタス支援団体のスタッフとで、約1時間 30 分宿泊施設にて面談いたしました。 

 

夏休みのキャンプが終わっても、遠方から通う高校生の寮として、9月から使用するとのこと。 

 

難民所のもう1組の家族は、13歳と15歳のお子様を持つ4人家族でした。

(カリタス支援団体スタッフと面談の日。2組へ物資提供) 

 

いつも保存食ばかりと思い、面談へ行くついでに冷蔵物など届けたいと、チーズ、ハム、サラミ、くだものなどの物資提供させていただきました。 

大きい冷蔵庫2つ開けたら、中がカラっぽでした。心が痛みました。 

後日、ご夫婦に今までの避難生活の食べ物提供など伺ったら、数個のコップと皿、パン、米、保存食などで、肉類などは、イースター前に一度だけいただきましたとのことでした。 

小さな避難施設には、やはりなかなか行き渡らないのが現状です。 

面談の日に、冷蔵物などの物資提供を2組のご家族が、とてもとても喜んでくださいました。ご支援者の皆様に、本当に心から感謝申し上げます。 

 

 

(物資提供の調達の様子)  

 

 

     

上記左の写真のご夫婦の奥様(ルバさん)は、持病を抱えていると支部長から伺いました。 

こちらの奥様(ルバさん)は、体温調整がうまくできず、40度の気温でも長袖と靴下でいました。その他、歩行障害、慢性逆流性食道炎10年、太陽アレルギー、蚊アレルギー。  

集団での炊き出しの食事も食べられず、日中は太陽を避けています。  

 

健常者の難民ばかり考えておりましたが、こうして食事も生活も同じようにできず、共同生活ができない難民の人がいることを改めて痛感させられました。  

ご主人のウラジミールさんが支えています。  

カリタス支援団体の支部長から、「あなたたちなら、震災での避難の経験もされていて、ご夫婦の生活などのサポートは、安心して任せられるので大丈夫。どうかお願いいたします。」と言われました。 

 

6月24日、ご夫婦を迎えに行き、提供住宅を下見に来ました  

 

 

太陽アレルギーなので、なるべく太陽に当たらないようにと心掛け、部屋を視察し、短時間でお話を終わらせ、すぐ難民所まで送りました。 

ご夫婦とも、「ここはとても静かで、爆弾の音も忘れるくらいです。ここで大丈夫です。ただ、体温調整がうまくできないので、冬の寒さだけが心配です。」と話していました。 

私たちは、7月1日受け入れに向けて動いていましたが、6月29日に、ご主人のウラジミールさんからメールが来まして、「明日30日午前10時までに、ここ難民所を出なければいけないと言われた」と。急遽6月30日入居することになりました。  

30日までの工事が残っておりましたが、生活できるところまではなんとか進んでおりましたので、30日午前中、ご夫婦で入居することができました。  

 

(6月30日入居日の様子) 

 

 

(私と夫は、ウクライナ語が分からないため、主に Viber とグーグル翻訳で会話をしています。)   

事前に、食べ物の買い出しリストをメールでいただいておりましたので、受け入れ当日の早朝に、買い出しに行きました。 

 

私たちは、心のサポートとして、2人で部屋に閉じこもらないよう、一日に2回、ゆっくり時間をかけて庭で会話をしたり、お部屋でお茶を飲みながら、ウクライナのお住まいのドニプロの様子、家族、親戚との離れ離れの生活のお話、ウラジミールさんとルバさんの知人の話(爆弾が、頭上を通過して知人が精神的に参ってしまい、寝込んでしまったお話)など、いろいろな辛いお話など、私たにしてくれています。私たちは、聞いてあげることしかできませんが、ご夫婦の心に寄り添い、孤立しないように心掛けております 

週に一回一緒に買い物に行ったり、心のサポートとして、私たちのできる範囲でさせていただいております。  

 

 

(左写真 太陽の光が出なくなり、ようやく外に出られるようになり。)  

(右写真 一日2回 いろいろな会話をし、心に寄り添うように心がけています)  

 

ウラジミールさんとルバさんご夫婦のお住まいは、ウクライナのドニプロペトロウシク州にある都市。ドニプロ川の河岸に位置する約100万人都市。まさに、今、戦争しているど真ん中に位置する場所。戦争勃発したとき、息子さんご夫婦が、イスタンブールまで二人旅行に行っていて、お孫さんを預かっていたそうです。  

戦争勃発直後、お孫さんと3人でハンガリーへ車で避難。  

息子さんご夫婦は、アルバニアに住んでおり、後日ハンガリーでお孫さんを引き渡したそうです。  

その後、ウクライナの国境も閉鎖。現在も戻れず、ハンガリーに避難生活が続いています。このまま戦争が続くなら、息子がいるアルバニアに行くことも考えているとおっしゃっていました。 

  

先週は、処方されてる薬がもう少しで無くなるとのことで、近くの診療所へ同行いたしました。そのまま車で20分の場所に薬局があり、薬を1ケ月分いただきました。 

 

ハンガリー政府では、ウクライナ難民の薬代は有料。診察料は無料。 

薬代は、カリタス支援団体が出していたとのことでしたので、私たちが引き継いで、プロジェクトで出させていただきたいと思っております。 

 

 

 

(ウラジミールさんの血圧の薬と他ルバさんのお薬) 

 

プロジェクト用途には掲げておりませんでしたが、ご夫婦の薬代は、予備費から出させていただきたいと思っております。  

 

 

来週は、ご夫婦の住所変更届に一緒に行く予定です。 

ハンガリー政府は、ウクライナ難民の中で、ウクライナの年金を受給している難民は、ハンガリーの難民支援金がもらえない、と言われたとウラジミールさんが言っていましたので、来週私たちは、役所に行き、難民支援金の問い合わせに行こうと思っております。 

 

 

今後の活動といたしまして、住宅提供者の受け入れが落ち着いてから、現在、市営住宅に居る難民に、冷蔵物などの食料物資支援と生活に必要な物資を届けていきたいと思っております。 

国境沿いの難民所への支援物資の調達も、カリタス支援団体に不足している物資を聞き、少しずつ調達していきたいと思っております。                             以前、プロジェクトの内容に追加いたしました損害保険に関してですが、別棟に第3者が入居した場合、別棟だけに損害保険をかけることはでないと言われたので、難民受け入れ別棟の損害保険料は、敷地内全体の保険内になり、私たちが毎月負担いたします。 

 

Wi-Fi に関しましても、別棟で扉と窓を閉めると、途切れてしまい届きにくいので、別に Wi-Fiを設置致しました。 

私たちが、難民受け入れ終わるまで毎月負担致します。 

 

 

皆様のご支援金、本当にありがとうございます。これからも、一人でも多くの難民に 

行き渡るように支援活動して参りたいと思っております。 

 

 

報告書内の難民の方の名前、写真、プライベートのお話の内容に関しては、ご本人の承諾を得て公表しております。                                         

 

 

ウクライナ難民プロジェクト実行者 鈴木久美 

 

 

 

リターン

3,000+システム利用料


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【ウクライナ難民緊急支援】3,000円

この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。

・感謝のメールを送ります。

・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。

申込数
45
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

10,000+システム利用料


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【ウクライナ難民緊急支援】10,000円

この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。

・感謝のメールを送ります。

・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。

申込数
35
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

3,000+システム利用料


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【ウクライナ難民緊急支援】3,000円

この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。

・感謝のメールを送ります。

・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。

申込数
45
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

10,000+システム利用料


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【ウクライナ難民緊急支援】10,000円

この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。

・感謝のメールを送ります。

・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。

申込数
35
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月
1 ~ 1/ 5

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