
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 87人
- 募集終了日
- 2022年6月9日
4月報告書
4月報告書
4月 28 日夜間に、東部ドニプロと中部ウマニが攻撃され、また何の罪もない若い女性と幼い子どもたちが亡くなりました。
私たちの無償提供住宅で避難生活をし、去年12月に帰国し、現在東部ドニプロに住んでいるルバさんご夫婦にすぐに連絡をし、無事を確認しました。
「ミサイルの音が聞こえています。」、「ロシアのドローンが到着します。」と書かれており、 恐怖の生活の日々を送っていることに、生活を共にしてきた私にとっては胸が苦しい思いでいます。
また今月は、物資を届けているタニエさんの避難住宅の上空で、ハンガリーの戦闘機の訓練がされていた、とタニエさんから聞きました。言葉に出さずともタニエさんが、ハンガリーに避難してきても戦闘機の音を聞かざるえない状況に、タニエさん家族たちは恐怖と危機感を感じているのではないかと察しました。 1年前、安堵の表情で避難所から私を迎えてくれた子どもたちの笑顔が、上空の戦闘機の訓練の音が飛び交う光景と音を感じ、当時ウクライナのリビウが攻撃された恐怖を思い出して、今現在の子どもたちの安堵の笑顔が消されてしまうのではないかと胸が痛いです。
友人たちが、各新聞の読者投稿で、私の支援活動について言及してくれています。その記事を以下にてご紹介します。 ぜひご一読ください。
●〈広大なロシア『足を知る』が大切〉由井美和子(私の長年のサポーター)
●長周新聞〈ウクライナとロシア戦争勃発して1年〉溝口夏奈(今プロジェクトサポーター) 新聞記事の投稿 URL
上記の URL にて新聞記事掲載。
住宅提供受け入れ準備へ、しかし…
先月に少しお伝えしておりましたが、カリタス団体から弊害のある難民女性のために、無償住宅提供の申し入れがありました。私たちはその女性を受け入れる方向で本格的に準備を始めました。








ルバさんご夫婦たちが退室してから4ケ月経過し、浴室などカビなどが出てきており、再度細かい掃除の必要がありました。 シーツ、ベットカバー、布団カバーなど再度洗い、布団なども干し、除菌をし、受け入れに向けて部屋を整えておりましたが。。。。
苦渋の決断で受け入れを断念
弊害のある難民女性とは、精神的にメンタルケアが必要な方であり、体重も40キロ満たないほどにやせ細り、去年の12月から、ある理由でウクライナに4人の子どもたちを残し、ハンガリーに滞在しています。ある理由を含め、この方の個人情報は多くを公開できずに、詳細は控えさせてください(カリタス支援団体支部長から、その難民女性について秘密文書にてメールを受け取りました。外部に漏洩禁止ということ、また支援するにあたり女性の写真は掲載できない旨、どうかご理解の程、よろしくお願いいたします。 )
カリタス支援団体支部長からは「以前、障がいのあるルバを半年受け入れてくれて、日本のプロジェクトでとても良くしてくれた、と夫婦から聞いております。今回、このような弊害(公開できない理由)をもつ、精神的にも一人で住まわせることのできない難民を、なんとか長期で受け入れてほしいです。彼女へのメンタルケアとしてカリタスから専門医もつけます。」と何度もくりかえし依頼を受けました。夫とよく話し合いをし、また日本のサポーターたちの意見も仰ぎ、最終的に難民女性を受け入れる決意をしました。
しかしながら、4月中旬の、難民女性を受け入れるにあたり備品購入、掃除など準備が終了したあとに、難民女性とカリタス団体をコーディネートしている方から、どうしても早急に必要なこととして、難民女性の住所登録書類に私たちのサインがほしいこと、そのサインをしてから2週間後に難民女性が入居できること、サイン内容には「住宅受け入れ期間は明記ができないこと」、なぜなら「長くておおよそ3年の受け入れになるかもしれない」ということを知りました。また、書類は一度サインをしたら取り消しはできない、と書かれており、私たちとしては、受け入れ期間をある程度決めていただかないと(せめて半年ごとの更新など明記してほしい)と伝えたのですが、(カリタス支援団体に行きこの受け入れの書類について約2週間にわたってやり取りをしました。)私たちの要望が届かず、このような書類内容では受け入れ難い旨をお伝えし、苦渋の決断でサインすることをお断りしました。 私たちは悲痛な思いで断念致しました。
4月下旬、私たちの無償住宅提供の受入れができないことを受けて、カリタス支援団体では、現在カリタス支援団体所有の住宅に避難しているタニエさん一家が住む住宅で、その難民女性の受け入れをすることとなり、タニエさん家族は、近くの賃貸物件をカリタス支援団体が借りることとなりました。 カリタス支援団体では「ウクライナに残している子どもたち4人が来てもいいように、カリタス支援団体所有の家を提供しました。」とおっしゃっておられました。
カリタス支援団体の所有の家での受け入れが無事に遂行されましたら、私たちは迎い入れることができなかった代わりに、タニエさん家族のように通い支援として、食料を届ける支援と心の支えになれるよう、避難先の家まで1時間30分の距離ではありますが、寄り添って支援していきたいと思っております(カリタス支援団体では、缶詰めなどの保存食の提供のみで、冷蔵物などは支援していないので、タニエさんはいつもとても喜ばれます。)
今回、長期無償住宅提供受け入れとして、想像をはるかに上回る問題を抱えている難民もおられることを痛感いたしました。難民の方々と共に生活するにあたって、私たち受入れ側は、いろいろな意見や考えを常日頃からよりいっそう話し合い、いざという時に的確に、かつ慎重に、なるべく早急に対応できるよう備えていきたいと心新たにしました。
カリタス団体ウクライナ難民担当のベアタさんからは、「また、次の長期住宅提供受け入れの難民がきましたらよろしくお願いいたします。」「今回の難民は、私たちもとても難しい問題でした。」と「これからもよろしくお願いします。」と伝えていただきました。
タニエさん家族物資提供へ
子どもたちがいる時は、笑顔で物資運びのお手伝いをしてくれます。
学校にも慣れて、お友達がたくさんできたようです。

上記写真(毎月1回の物資提供へ)
タニエさんが「子どもたちはもちろん私もあなたが来るのをとても楽しみにしています。」切実な思いで「どうかこれからも私たち家族を応援してください、お願いいたします。」と告げられました。 もうウクライナのリビウには帰らないと言っておりました。
私たちは、1年前のタニタさん一家が最初の避難所にいた時から、生活が厳しい状況なのは十分理解していますので、今後もご支援者様のご理解の上で支援していきたいと思っております。
行く度にタニエさんは「日本のサポーターの方々ありがとう」とおっしゃっています。 ご支援者の皆様に、タニエさんの気持ちを直接聞いてもらいたいほど本当に感謝しています。また私からも、私たちが難民の方々へ直接、必要とされる支援を行えることに、心より感謝申し上げます。
エリカさんへの生活費
市営住宅が5月1日で打ち切りとなり、カリタス支援団体から支援の避難住宅も決まり、引越の準備に追われているエリカさん家族。 子どもたちが通学できる距離で避難住宅が見つかり、引越し手伝いは大丈夫です、とのことでしたので、今月は、引越しや住所変更手続きなど忙しいので、訪問は控え、生活費の送金のみ支援いたしました。

上記は4月分生活費の送金データ
今までの生活支援の送金データはすべて保管してあります。
4月決算書

去る12月、ルバさんご夫婦が戦争の最中に帰国する際に備品(毛布(厚手と薄手)、フライパン(大)、タオル(大小2枚ずつ)、布巾、ブランケット、保温ポット(中古品)等々)を渡した為、新たに購入しました。今回の難民女性受け入れ決定後に購入しその後、受け入れの断念がありましたので、今後の住宅受け入れ難民の為に使わせていただきます。


この時期は、まだ肌寒く、ガス暖房を弱く付けても部屋が暑すぎてしまい、足元だけの電気ヒーターを購入しました。
4月の活動を終えて
今月は、弊害のある難民の受け入れに向けて、カリタス支援団体支部長やコーディネーターの方との話し合いに時間を費やしました。なんとか受け入れたかったのですが、やむをえずにこのような結果になり、私たちも力及ばず悲痛な思いでいます。
その難民女性の入居(カリタス所有の家)は現在時点でもまだ未定とのことです。多分6月あたりだろう、とカリタス支援団体から伺いました。 一日でも早く、まずは落ち着けるところに落ち着いて、そののち、やはり一日でも早く、ウクライナから4人のお子さんが来て、無事一緒に生活を共にできる日が来ることを願いながら、あらためて細く長く支援を続けていこう、という思いです。
3月には、小麦粉をカリタス支援団体へ提供させていただきました。弊害のある難民受け入れの件で余裕がなくて、写真を撮ることができませんでした。 そのほか今月は物資提供の調達までの時間を取ることが出来ませんでした。今後、また次の住宅提供受け入れ難民のお話がくるまでは、物資提供支援の方を主体にしていきます。
この戦争の終結の兆しはまるでみえません。それが当然のような日常になってしまうことに大きな危機感を感じています。戦争という名のもとならば、人間が人間以下となってお互いを殺し合うことが許されること、それはよく考えればとても恐ろしいこと、あってはならないことなのですが、私たちは日々の生活の中に、当然のように受入れてしまう、諦めてしまう、そして大人がそうなら子どももそう受け止めていき、その子どもがさらにまた大人になっていく、こうやって平和がどんどん遠ざかっていってる現実を、私は今のこの時代に生き、強力に感じざるをえません。ご支援者さまのみなさまにおいては、どう感じとう思われ
るでしょうか。 この報告書も残りあと一回となりますが、来月もよろしくお願いいたします。
ウクライナ難民支援プロジェクト実行者 鈴木 久美
リターン
3,000円+システム利用料
【ウクライナ難民緊急支援】3,000円
この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。
・感謝のメールを送ります。
・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。
- 申込数
- 45
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
10,000円+システム利用料
【ウクライナ難民緊急支援】10,000円
この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。
・感謝のメールを送ります。
・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。
- 申込数
- 35
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
3,000円+システム利用料
【ウクライナ難民緊急支援】3,000円
この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。
・感謝のメールを送ります。
・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。
- 申込数
- 45
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
10,000円+システム利用料
【ウクライナ難民緊急支援】10,000円
この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。
・感謝のメールを送ります。
・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。
- 申込数
- 35
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月

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