寄付が、制度を動かす力になる 

こんにちは。ACEの佐藤です。
私は、企業の皆さんと一緒に、「児童労働のないチョコレート」の実現に向けた取り組みを進めています。

たとえば、企業からのご寄付を通じ、ガーナの子どもたちが学校に通えるように支援しています。

また、調達や商品開発で連携する企業とは、生産地での仕組みづくりや、「児童労働フリーゾーン（CLFZ）」と呼ばれる地域ぐるみの子ども保護体制の構築にも取り組んでいます。

つまり、企業との協働は「寄付」だけにとどまらず、現場から制度までをつなぐ挑戦でもあるのです。

そうした中でも、寄付が果たしている役割はとても大きなものです。
寄付は、学校に通えない子どもたちを支え、地域全体で子どもを守る仕組みをつくる原動力になります。

その積み重ねが、やがて児童労働フリーゾーンという形で国の制度にもつながっていく――。

この流れが、現実に少しずつ形になっているのを感じています。

森永製菓、フェリシモ、有楽製菓、セブン-イレブンなど、多くの企業が商品やキャンペーンを通じて寄付という形で私たちとつながってくださっています。

そうした支援がガーナの子どもたちに届き、地域の行動を変え、国の政策を後押しする力にもなっています。

さらに今、その現場での実践は、JICAの「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」といった業界横断の場にも広がり、児童労働フリーゾーンのような日本発の実践が制度やルールづくりに活かされようとしています。

“寄付”が、単なる支援にとどまらず、構造を変える力になる。
それは、私がこの仕事を通して確信していることです。

今回のクラウドファンディングも、まさにその一歩。
あなたのご支援が、制度を動かす力になります。
どうかご協力を、よろしくお願いいたします。

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