
支援総額
目標金額 12,000,000円
- 支援者
- 874人
- 募集終了日
- 2025年2月20日
「空母イントレピッド博物館」へのコルセア戦闘機のファイナルフライト・・・【本章】
このお話は【ニューヨーク湾に浮かぶ博物館、「イントレピッド」とのご縁】から続きます。
【本章】佐伯湾からコルセア戦闘機のエンジンが引き揚げられてから、さらに20年のときを経た戦後70年の節目を迎えようとしてた2014年のはじめごろ、日本を貶めようと米国内の博物館や資料館へ多額の寄付を背景に捏造資料(いわゆる慰安婦問題)を展示しようと特定勢力により、大きな歴史改竄運動が起こっていました。
当時の「太平洋戦争国立博物館」館長ジョー・カバノー氏からK氏は特別に委任を受けて、日本と米国「太平洋戦争国立博物館」との架け橋となるべく日本事務局を立ち上げ、主に2人で大きな組織の圧力と悪銭苦闘を繰り広げていました。
米国広しと言えど、太平洋戦争を唯一のテーマとした博物館は、このテキサス州フレデリックスバーグ市にある「太平洋戦争国立博物館」のみであり。ロビー活動に毒された議員達の圧力とともに慰安婦像の設置を提案されていました。当時、もしも、その圧力に屈して慰安婦像を立っていたならならば、その打撃ははかり知れないものとなっていました。
カバノー館長(当時)は、博物館または近隣施設への慰安婦像の設置や共産党軍が日本軍に勝利したという偽歴史観を完全に否定し、その拡散を食い止めた日本に取っては恩人の一人です。
その館長であったカバノー館長(当時)から、佐伯に「やわらぎ」という施設があり、そこにF4Uコルセアのエンジンが置いてある。来年は戦後70年の節目ともなる年だから、エンジンを返せとは言わないが、せめてそのボルトの一つでも遺族に返して上げれないか、聞いてきて欲しいと言われました。彼の日本にしてくれた恩を思えば、佐伯へ行き、思い伝えることなどは簡単なことでした。しかし、その時点で、その思いを伝える具体的な方策など思いつくはずもなく、兎にも角にも佐伯へ単独で乗りこんでみました。
コルセアのエンジンは、佐伯市の造船所などが立ち並ぶ町工場群の近くの「やわらぎ」という資料館の野外にひっそりと展示されていました。展示されたエンジンは、経年劣化が激しく、その周りには明らかにエンジンの一部と分かる部品というか欠片が、剥がれ落ちていました。
やわらぎの資料館の係り員に早速、相談をするとこのエンジンの引上げから、展示に至るまで、河野豊という市会議員が中心になって私費を投じて行ってきたことだと教えて頂き、河野市議の電話番号を頂き、問いあわせることとなりました。電話に出られた河野市議へこれまでのいきさつを初めから話すと先生曰く、実は同じことを考えていたと言われました。早速、合ってみないかと誘われ急遽、市役所のロビーで待ち合わせすることとなりました。
河野市議は、この佐伯市で議員活動と同時に「歴進会」という佐伯市に残る近現代を中心とした遺産を残していく活動されており、このコルセアのエンジンの引き揚げられた経緯も伝承すべきと考えておられました。この「歴進会」のことをアメリカ側に是非、伝えねばと思いました。
アメリカは、というか特に南部のテキサス州がそうなのかもしれませんが、戦争というものに従事したものへの思いは、他国のそれと比べてとても意識が高く、その従事した相手側である敵国にも一定の敬意を払うという文化があります。
このあたりの文化を従軍慰安婦像設置反対の動きの中で知っていたので、テキサス人へ必ず通じて、何か奇跡が起こるかもしれないと予感を禁じえませんでした。河野市議には、アメリカ側からのボルト一つでも構わないので遺族へ返して欲しいという提案を伝えると・・・「そうではなく、エンジンごとアメリカに引き渡したい」との希望でした。
私は、この後、この河野市議の希望とアメリカ側の希望の間に板挟みとなり、長く苦しむこととなります。(続く・・・)
リターン
3,000円+システム利用料

感謝のメールコース|3,000円
●感謝のメールをお送りします
●米国からの里帰り経過を活動報告でおしらせします
- 申込数
- 321
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年4月
10,000円+システム利用料

修復の様子をお知らせコース|10,000円
●感謝のメールをお送りします
●米国からの里帰り経過を活動報告でおしらせします
●メールマガジンにて修復の様子を随時ご報告いたします
- 申込数
- 411
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年4月
3,000円+システム利用料

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- 2025年4月
10,000円+システム利用料

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- 2025年4月

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