あけましておめでとうございます！

皆さまからのご支援をいただいて活動させて頂けた「オオバナミズキンバイ除去プロジェクト」約半年ぶりの報告となってしまいました。本当に申し訳ございません！
おかげ様で予定通り12月３日に活動を始めて７回目の「オオバナミズキンバイ除去大作戦」を実施することができました！

当日の天気は快晴！風も穏やかで、絶好の「除去日和」となりました。

参加者は学生のボランティア団体や中学校、地元住民、企業、一般参加の皆さんなど、総勢約200名の参加があり、大規模な除去活動となりました。

今回は、この水域で、近々に滋賀県の機械刈りがこの近くで行われるという情報があり、私たちのプロジェクトは陸からの作業を中心に行うことにしました。今の時期のオオバナミズキンバイは、湖岸の石組みにしっかり根を張り、しかもちぎれやすので、なかなか捗りません。しかも足場はゴツゴツとして、踏ん張りも利きにくく、油断をすると琵琶湖に落ちてしまいそうです。それでも根気よく作業を続けました。

 

 

 

作業中にちぎれて水面を漂う切れ端も胴長で湖に入り、たも網で回収していきます。そうしないと、オオバナミズキンバイは水面に浮かびながらも成長を続けます。また、到着した場所で新たに根や茎を伸ばし、それが大繁茂につながるからです。季節は冬、お天気は幸い良かったのですが、それでもこのような作業は体も冷え、体力が奪われる骨の折れる本当に辛い仕事です。

 

　

他にも、陸からは手の届かない場所は漁船から除去します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漁船で刈り取ったオオバナミズキンバイは漁港に運び陸に揚げます。除去したばかりのこの水草は大変重く、かなりの重労働です。

 

 

 

 

 

陸揚げしたオオバナミズキンバイを一度パッカー車に入れて絞ります。こうすることで乾燥時間を短くします。これは今回初めての試みです。

 

 

 

 

 

 

これを、コンクリートの上に広げて乾燥させます。およそ1か月から2か月、この場所で天日干しをしますが、その間漁港を占領してしまうので、漁協さんの協力無しではこの事業は行えません。

これを短く切って、袋詰めにして焼却処分します。これができるのはあと1か月～2か月先です。

 

 

 

作業の後のお楽しみ、冷えた体に赤野井湾で採れたシジミのお味噌汁を用意しました。他にアツアツのおでんとワカメごはんもありました。

 

 

 

 

 

 

 

みんなでおいしくいただきました。みなさん、お疲れ様でした

 

この日の収穫は

重量：4.5ｔ

面積：300㎡　でした。

 

 

 

 

ご支援いただいた皆さん、作業にご参加くださった皆さんのおかげで無事作業を終えることができました。この水草が乾燥して、袋づめにし、焼却施設に搬入すると一段落、今年の作業は終わります。乾燥、袋詰めの様子は終了後お知らせします。