設置済み浄水器の定期メンテナンス、及びピースウィンズ・ジャパン「空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”」へ

1月5日に珠洲市に設置を完了し、最大3,200人分の生活用水を生産できる浄水設備（株式会社キッツより提供）アクアレスキューの動作確認および定期メンテナンスを実施してまいりました。

また、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン（以下、PWJ）に提供された支援物資を避難所や支援者などの手元に届けるラストワンマイルの支援、及びPWJ並びにPWJが運営する「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」（以下、ARROWS）の現地活動サポートのための物資運用支援も併せて行ないました。

 

これにより、浄水器の稼働確認だけでなく、被災地での活動支援及びPWJ等との連携により、現地の状況やニーズなどの情報把握もできました。

 

期間　2024/1/19-2024/1/27

 

アクアレスキューの動作確認および定期メンテナンス
　現地滞在中、毎日の動作確認とメンテナンスを実施
 支援物資のラストワンマイル
　 認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンに支援された物資を、避難所（1日5-6箇所を訪問）や支援者などのニーズを聞きながら手元に届ける作業を実施
 医療活動支援
　PWJやARROWSの現地活動をサポートするための物資運用支援を実施

 

●支援先一覧

宝立小中学校、旧本小学校、蛸島小学校、正院小学校、直小学校、緑丘中学校、飯田小学校、若山小学校、引砂集会所、旧飯田保育所、飯田高校、珠洲ホースパーク、皆口いちご園ビニールハウス、旧飯田保育所、飯田高校

 

●PEAD活動一例

6:30 起床、朝食
7:00 点呼（その後7:30より拠点掃除）
8:00 アクアレスキューの動作確認、メンテナンス
9:00 避難所への物資配布
12:00 昼食、休憩
14:00倉庫での仕分け作業
15:00 避難所へのニーズ調査、および配達
18:00 アクアレスキュー動作確認
19:30 拠点の設営、打ち合わせなど
20:00 夕食
20:30 拠点での報告会、明日の進め方打ち合わせ
22:00 解散

 

 

 

 

倒壊が多く発生している珠洲の市街地の様子

 

 

珠洲市健康増進センターに設置した浄水設備が使用されている様子

寒波の影響による凍結などが発生するため、毎日メンテナンスを実施

自衛隊やDMAT（災害派遣医療チーム）、日本赤十字社の現場などでも活用いただいています

 

珠洲市立飯田小学校の避難所に向けて送られた支援物資

 

珠洲ホースパークに送られた支援物資

 

移転後のPWJ拠点、PEADメンバーもこの拠点に滞在し支援活動を実施した

 

PWJ、ARROWS拠点でのミーティングの様子