１１人が救助されました。

アクエリアス号は９月２０日に、ボートで浮いている11人を発見。
双眼鏡で見つけました。
小さい船は、レーダーには到底引っかからないので、

地道に双眼鏡でみつけるしかないのです。

リビアの海上警備をしているところに救助状況を伝えるべく
コンタクトを取ろうとしたら、
繋がらず。

とにかくアクエリアス号は１１人を救助しました。

それをイタリアの海上救助を管轄しているMRCCに伝えました。
すると、リビア側に連絡を取ってくれるということ。

リビア側からアクエリアス号に連絡があり、
リビアの海上警備隊にその１１人を渡すように言ってきました。

でも、リビアでは強制労働、強制売春などが行われていて
”Place of safety” 安全な場所でないことは世界的に確認されてます。

なので、それはできない。と伝えました。

で、それをイタリアに伝えると
「アクエリアス号は、指示に従わなかったので、イタリアの港は開けません。」
だって。









だって、リビアに返したら彼らにはまた地獄が待ってる。
だから救助した１１人を渡すことはできない。
でも、リビア側が渡せといったのに、
渡さないのは、ルール違反。
だから、港は開けません！
だって。
ジャイアンみたい・・・

難民が来てほしくない、政治の匂いがプンプンする。




これが現実です。

政治　対　正義

今も救助ゾーンでパトロールを続けています。

クラウドファンディング残り１３日です。

第一目標だった１００万円までは猛スピード！
第二目標を達成した後は、なかなかの失速ぶりですが（爆）
最後まで頑張りたいと思います 。