【シェルター便り】どんどん表情が変わっていった小夢ちゃん

ねこ友会のシェルターには、一時的に保護されている子たちもいます。

TNR活動では、避妊去勢手術後、元いた場所に戻せるかどうか（術後の経過など）を確認した上で、リリース（元いた場所に戻す）しています。リリースまで捕獲器の中で一時的に過ごす場所として、ねこ友会のシェルターを利用しています。

そうしたリリース予定の子たちの中には、まだ生後1年に満たない子猫もいます。

でも、シェルターに収容できる頭数や預かりボランティアには限りがあり、人馴れしそうな子でも、泣く泣くリターンしなければならない時があります。

そんな中、シェルターの大人猫が里親さんと巡り合い、譲渡され、シェルターの三段ケージが一つ空きました。運良くその時に、リターン予定で捕獲器に入っていた、推定生後９ヶ月の「小夢ちゃん」がシェルターに入る事ができました。

捕獲器に入っていた時の、うつろな悲しげな目から、ケージに移動し、シェルターお世話ボランティアたちに可愛がられているうちに、みるみる表情豊かな元気な子猫になりました！

小夢ちゃんも、もうすぐ優しい里親さんときっと巡り会えると思います。

FIV（猫エイズ）陰性の子たちが収容されている、ねこ友会ガーデンシェルター。大人猫達は、性格も行動も落ち着いていて、とてもお世話しやすいのですが、子猫の可愛さには勝てず・・・

大人猫好きなねこ友会員でさえも、赤ちゃん言葉になって語彙力を失ってしまう魔性の力があります！

多くの人が子猫の可愛さに魅了されてしまうのは、仕方がないことなのかもしれません😅

なかなか里親さんと巡り合うチャンスが少なくなっている大人猫達は、どうしてもシェルターに滞在する月日が長くなっています。

でも、どの大人猫達も、程度の違いはありますが、人馴れしていて（ビビリもいますが）可愛くて、幸せになってほしいと思いながら日々お世話しています。

でも、シェルターにお世話に行く度にいやされているので、幸せにしてもらっているのは私達の方なのかもしれません！

ねこ友会シェルターお世話ボランティア　野崎さん