ワインブドウを育てる！　メッセージリレー始めます！

 

皆さんこんにちは！

ページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

誰しも自分の故郷を盛り上げたい！そんな風に考えることはあるのではないでしょうか？

私たちは、ワインブドウ栽培を継承しワイナリーを新たに創設することで、その一端を担えればと思い、活動をしています。

 

そもそもなぜ、ワインなのか？

合同会社会津コシェルのこれまでの歩みを紹介しつつ、少しここでお話ししたいと思います。

 

始まりは、会津美里町のイメージアップを図ることでした。

地元をどうしたいのか、メンバー間の話し合いの中で、”おしゃれ”をキーワードに取り組むこととなりました。

 

その第１弾として、Cafe＆marche　Hattando（カフェ＆マルシェ　ハッタンドウ）がつくられたのです。

おかげ様で、地元野菜を使った料理は地元、遠方問わずご好評をいただき、眺望の美しさとアンティークな内装から幅広い年代の方に愛される店へと成長しています。

Hattandoの窓越しには、ブドウやリンゴなど果樹畑が広がっています。

そのような環境の中にあり、「ブドウ畑を見ながら、ここで穫れたブドウで造ったワインが飲めたら最高だね。」そんな声がメンバーたちの間で出てくるのは必然でした。

 

新鶴地区は白ワイン用ブドウのシャルドネの産地です。

白ワインは定評がありますので、赤ワインをつろうと考えました。

 

元は醸造用ブドウ栽培から始まった新鶴地区ですが、現在は、生食用のブドウの栽培も盛んです。

ものは試しと、その生食用のブドウ（スチューベン）を使用してオリジナル赤ワインを委託醸造しました。

 

 

出来上がったワインは香り高く、飲み口も良く、累計２，０００本の試飲評価をした結果、十分販売していけるものと確信を得ました。

生食用のブドウでも良いものが出来るなら、ワイン醸造用ブドウで造るワインもぜひ味わってみたい！

 

この経験とブドウ農家さんの技術を知るにつれ、国際品種の中のワイン醸造用ブドウから本格的なワインを造りたい、と強く思うようになったのです。

 

しかし、農家の担い手不足による高齢化により、ブドウの生産及び、Hattandoの魅力でもある景観の維持が困難になってくるという課題が見つかりました。

 

現在のHattando前の試験栽培農場は元はブドウ畑でしたが、降雪によるブドウ棚の倒壊後、１０年以上耕作放棄地となっており、OPENにあたり整備したという経緯もあります。

 

私たちが見慣れたこの美しい風景がなくなるのではないか、４０年培ってきた醸造用ブドウ栽培の技術が途絶えてしまうのではないか、このような危惧が現実に迫っていたのです。現に、過去には”おたね人参”が衰退の一途を辿りました。

 

会津美里町には、ワインの原料となり得るブドウ、梨、もも等の農作物が豊富にあります。新たに「ワイナリー」を事業化することにより、地域産業や観光の底上げを図り、交流人口の増加はもとより、雇用の創出、農業従事者の所得向上による担い手の育成や新規就農者の受け入れ支援等も視野に入れた事業として成り立ちます。他にも、原料である生食用の果樹の利用性についてもワインに醸すことで活用の幅が広がるようになります。

 

このようなことから、Hattandoに続く第2弾として自社農園を持つワイナリーをつくることを決断しました。

 

開墾した土地に栽培試験農場を設置し、地域おこし協力隊を受け入れ、空き農地を解消し圃場を広げるため、活動しているところです。

 

メンバーの想いと、取り組みに共感し応援してくれている仲間の想いをメッセージリレーで繋げていきます。

 

ぜひ、ページに足を運んでいただき、共感できる部分を見つけていただけると嬉しいです。