看取りボランティア4号「ロッテンマイヤーさん」

アスル立ち上げから始めた「看取りボランティア活動」号数からも分かる通り、初期のメンバーです。

我らがロッちゃん！！

アスルの営業部長でもあり、定期的に行っている見学会では、率先してお客様を接待することも度々あります。

ロッちゃんをお目当てに来られる方も多く、一度会えば虜にさせる魅力の持ち主でもあります。

そんなロッちゃんも最近はすっかり歳をとった印象があります。

緑内障により全盲であり、膀胱アトニーもあるので、度々圧迫排尿の出方が悪いこともしばしばあります。

便と尿で胃を圧迫されれば食欲がなくなり、便が上手く排出されなければ突然噴射したりもします。

ロッちゃんの保護経由は動物管理センター収容です。

歩行ができない状態で収容されています。

こちらに来て数日後に容態が急変し、輸血を伴う治療入院を一か月しました。

そこからリハビリを開始し歩行ができるようにはなりましたが、下半身の神経の感覚はなく排尿、排便は人の手助けが必要です。

それから数年後、右頬に繊維肉腫を発症しました。

一年近くに渡る抗がん剤治療と免疫治療の併用により、運良く寛解に至っています。

私たちが考える保護は、管理センターにいるよりはマシ、コンクリートの上じゃないから、最低限のお世話や医療で、、、

は全く考えていません。

その仔の第二の犬生を歩ませるサポートには全てにおいて整えてあげるべきだと考えています。

（なので老犬ホームの売り上げはこの仔たちの医療に消えることも多々です）

でも、それ以上にこの仔たちからは、生きる意味や誰かを想いやる心や、諦めない意志や、沢山のことをスタッフは学ばせてもらっています。

ロッちゃん、これからもロッテンマイヤーファンを魅了させ続けて下さい。