
支援総額
目標金額 350,000円
- 支援者
- 60人
- 募集終了日
- 2014年8月27日
実際にあった話。
ラオスのシエンクアン県ポーンサヴァンで実際に私が体験した話です。
ポーンサヴァンは、現在のシエンクアンの県庁のある村で、シエンクアンの昔の県庁はムアン・クーンにありました。
そこが米軍の大爆撃をベトナム戦争中に受け、壊滅させられてしまったため、こちらに新しく移されたのです。
そのポーンサヴァンもまた多くの爆撃を受けた場所でもあります。
2009年に中学校建設で訪れていたとき、このポーンサヴァンの通りには、ラオスには珍しいストリート・チルドレンがいました。
モン族の彼らは、どこに住んでいるのか気になり、家へ案内してもらいました。
彼らの家は、山の上にあるリゾートホテルの裏にありました。
小さなトタン板でできた家には幼い妹たちがお母さんと生活していました。
お父さんは仕事に行っているのか見当たらず、すこしそこで子ども達と遊んだ後、男の子達に聞きました。
『ボンビーって知ってる?』
これが大間違いでした。
その場では何も答えなかった男の子達でしたが、街へ帰る時に山の上から斜面を一気におりて行った男の子達。
あとからついて行った先で、1人の男の子が手に持って来たものがありました。
それがこれでした。
クラスター爆弾BLU-24。
通称オレンジと言われるものです。
すぐに不発弾だと気付いたので、その子にゆっくり地面におろすように伝えると男の子もすぐに従ってくれました。
ただおろしたところは橋の横の草むらのなか。
道路からもすぐの場所です。
さすがにそのままにしておくわけにはいかないと思いながら、まずは子ども達が事故に遭わないように、街へ帰ることにしました。
次の日、気になったので、学校建設を一緒にするラオス赤十字のシエンクアン事務所の所長さんの家に行った時に、その話をすると、それは危ないのでということで、一緒に見に行きました。
ところが、昨日男の子がおいた場所に不発弾はありませんでした。
これは昨日の男の子達がどうかしたに違いないと思いましたが、事故にあっていないかとても心配でした。
街にいる彼らを見つけて、聞くと、見つけて来た男の子のお兄ちゃんが川へ投げてしまったそうです。
事故にならなくて良かったですが、またその不発弾はどこに行ったか分からなくなってしまいました。
気軽にボンビーって知っていると聞いてしまった自分が恐ろしくなりました。
そんなに身近にあるものとは思ってもいなかったのです。
撤去には、今のままの活動を続けるのであれば100年どころの話ではありません。
数百年かかっても全て撤去できるか分からない、それほどまだ多くの不発弾が日常生活のなかに存在しています。
リターン
3,000円
①お礼状をお送りします。
②漫画『クラスター爆弾 ラオスからのメッセージ』日本語版を1冊お届け致します!
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
①お礼状をお送りします。
②漫画『クラスター爆弾 ラオスからのメッセージ』日本語版を1冊お届け致します!
③お名前を漫画の英語版の巻末に記載。
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
①お礼状をお送りします。
②漫画『クラスター爆弾 ラオスからのメッセージ』日本語版を1冊お届け致します!
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
①お礼状をお送りします。
②漫画『クラスター爆弾 ラオスからのメッセージ』日本語版を1冊お届け致します!
③お名前を漫画の英語版の巻末に記載。
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし

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