「きなこもち」と言います。保護したらFIPでした。

「行き場の無い猫」が暮らしながら自分の家族を探すための猫カフェとして、すでに多くの相談が入っています。

 

まだ完全に稼働していない為、少しずつの受け入れを開始しています。

 

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「会社の周りに多くの子猫がいる。人慣れしている子の家族を探して欲しい。」

という相談が移転準備をしている最中に有り、新店舗の準備が整ったら受け入れる約束をしていました。

10月になって猫を保護したからどうしようという連絡が有り、とりあえずウィルス検査・ワクチン接種・ノミダニ駆虫・検便をして、最低2週間隔離のために依頼者宅で保護するようにお願いしました。

 

18日に連れて来て確認した所、どうみても子猫では無く、甘えん坊でおとなしいというよりは元気が無い猫でした。

 

2段ケージに入れた所、2段目にあがるのもやっと、餌も座って食べずに寝たまま食べる。

そして、お腹周りが以上にパンパンに膨らんでいました。

 

 

エイズ白血病は陰性ですが、約束していたワクチン接種はしていない。

保護時に受診した獣医師からは、3歳～4歳と言われたらしいのですが、どうみてもそれ以上に見える。

 

カフェのかかりつけの動物病院で、受入時の検査とワクチン接種、不妊手術の予約を取りに行く予定が急遽FIPの検査で受診することになりました。

 

正式な検査結果は外部に委託するので日数がかかるのですが、血液検査・腹部のエコー・腹水の状態からFIPウェットだろうという判断で、治療を開始しました。

 

 

カフェの「だんご」「セリカ」の寛解の実績がある薬「モヌルピラビル」を84日投薬します。

 

実際は2歳位のFIPでカフェに来た「きなこもち」。

保護されていなければ、今年の冬は越せなかったでしょう。

 

 

生きたいと言う思いが繋いだご縁。

助けてあげたいと思います。

 

問題は、治療費ですが・・・。

 

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今まで、受入時のウィルス検査とワクチン接種は依頼主負担にしていましたが、実質それ以外の負担は無く猫を預っていました。

 

今後は終生飼養の猫も増えて行きます。

カフェの他の猫を守るためにも、預かり時の自己負担をお願いしなければいけないかと考えています。