十月二十八日 (晴れ)　選果機がやってきた

待望の重量選果機の搬入の日です。

 

機械装置の総重量は二百キロもあります。

搬入作業に先立ち、機械を移動する箇所

に砂利を敷いて補強します。

土の上に比較的に大きめな石を蒔き、

更にその上に細かな石を敷いて平らにします。

三巧技研さんが納品にお見えになる直前まで

段取りをしました。

 

 

冒頭の写真は、トラックから選果機を積み降ろす作業の様子です。

三巧技研の社員さんが速やかに操作されています。

 

舗装された道から機械を設置する作業場までは約二百メートルほど

の距離があります。

その途中に小さな橋もあり、車が入って来られるかどうか心配でした。

ところが、難なく作業場の十数メートル手前位に車を停めることも

出来ました。

 

 

機械の通る場所に予め用意しておいたコンクリートパネル(合板)を敷設します。

合板は長さ二メートル幅五十センチのものを合計六枚、

機械を通過させると合板を移動しながらの作業でした。

 

 

作業場の建物の入り口に引き戸を設けるため、段差もあります。

三巧技研の社員さん達は手慣れた様子で、ご準備された角材を

「てこの原理」を利用されて障害を乗り越えました。

設置場所まであと一息です。

 

 

搬入完了です。

時間の都合もあり、機械装置本体と果実の受け台の面積のみ

コンクリートを流しています。

 

休憩時間も返上で、機械の設置位置の調整、機械本体の微調整を

していただきました。

ご指導のもと、選果機を試運転しました。

見事、六つの重量別に選果できました。

めでたしめでたし。