兄妹でたったひとり白血病陽性となった大福くん。再び兄妹たちと暮らせるよう陰転を願う

ゴキブリがたくさんいるような不衛生な現場から保護された4兄妹。

 

これからは和やかに、ほっこりとした日々を過ごしてほしいとの思いから和菓子の名前をつけました。

 

 

 

 

保護した当初のウィルス検査では全員陰性だったものの、隔離期間を終えて2回目の検査したところ、大福くんだけが白血病陽性との結果が出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

同じケージで隔離期間を過ごした他の3匹は陰性だったため、大福くんのみ新たに別ケージでの隔離を余儀なくされました。

 

 

 

4匹全員、一定期間をあけて再検査を行います。

 

それまでは陰性の子たちとも、陽性のたちとも一緒にすることができないため、ケージで生活してもらうしかありません。

 

 

 

一度陽性が出たとしても「陰転」といって、ウィルスが自己免疫で排出されそのまま陰性に転換することもあります。

 

過去にこころ星の保護っ子でも陰転した子がいました。大福くんも陰転することを祈るばかりです。

 

白血病の平均寿命は短く発症するととても怖い病気で、外猫にとっては身近な病気でもあります。

 

TNRは不幸な子を増やさないための今できる対策に過ぎず、本当は全ての子に室内で幸せに暮らしてほしい。病気や飢えに苦しむことなく、温かなベッドで眠ってほしいと思っています。

 

今は外で暮らす猫の数が多すぎます。

TNRを進めなければ、いつまでたってもお外で辛い思いをする子が増えるばかりです。

 

リターンした子たちにも、家族を見つけてあげられるところまで早く進みたいと強く思います。

 

話がそれましたが、せっかく保護できた大福くんがこの先も元気に過ごせるよう、皆様にも見守っていただけますと幸いです。

 

 

白血病キャリアの子は他の猫達と完全に隔離する必要があるので、今いる白血病の熊五郎とマロンは、自宅の1階踊り場から2階の踊り場の限られたスペースで暮らしています。

 

 

 

新拠点では白血病の子たちが伸び伸びと暮らせるスペースを必ず確保したいと思っています。

 

第一目標である物件の取得を達成した今、大きな目標にはなりますが

次は猫たちが安全に暮らすための修繕・稼働に向けた挑戦を1/24まで続けています。

 

このプロジェクトも残り15日となりました。

 

皆様の応援が大きな後押しとなります。

 

お願いばかりとなりますが、シェア拡散など引き続きのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。