阿部 広太郎様より、応援メッセージをいただきました！【#42】

「平和のためのダイアログ・イン・ザ・ダーク」に、多くのかたがたから心強い応援メッセージが届いています！

続いて、電通 クリエイティブディレクターの阿部 広太郎様より届いたメッセージをご紹介いたします。

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はじめてダイアログ・イン・ザ・ダークを体験したとき、雷に打たれるような感覚がありました。

暗闇の中では、見た目や肩書きは意味をなさない。

そこにあるのは、感じたことを信じていく感覚だけです。

普段、いかに視覚的な情報に頼って人を判断しているかを、身をもって知らされた瞬間でした。

それからしばらくして、ダイアログ・イン・ザ・ダークの創設者であるアンドレアス・ハイネッケさんの「戦争の反対語は、単に平和ではなく、対等な対話を続ける努力をし続けていくことだ」という言葉に出会いました。

コピーライターとして長年言葉と向き合い続けてきた私にとって、これほど力強く、そして希望に満ちた言葉はありませんでした。

考えてみれば、コミュニケーションの仕事も、異なる価値観や文化を持つ人々をつなぐ橋渡しです。

ハイネッケさんが語る「戦争の反対語は対話」という概念は、まさにクリエイティブの本質でもあります。

そして平和とは対話の継続であり、対話とは相手の言葉を真剣に聞き、自分の言葉を真摯に伝えることだとすごく腑に落ちました。

私自身、この体験を通じて、日常でも相手の声により深く耳を傾けるようになりました。

見た目や肩書きではなく、その人の心の声を聞こうとする習慣が身につきました。

これこそが、平和への第一歩なのかもしれません。

今年開催される「ピース・イン・ザ・ダーク」が、私たち一人ひとりにとって、真の対話とは何かを考える大切な機会になるのだと思います。

暗闇で生まれた信頼と対話が、光の中でも続いていく。そんな希望のつながりを、多くの方と分かち合えることを願っています。

電通
クリエイティブディレクター

阿部 広太郎

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